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スイフト後継のiK-2、スズキは2台のコンセプトカーをジュネーブで同時発表
ジュネーブモーターショーが2015年3月5日より一般公開された。今年も欧州市場での販売拡大を狙う日系メーカーの多くが参加したが、なかでもスズキは新型コンセプトカーとしてiK-2とiM-4を2台同時デビューさせており意欲的となった。
今回、特に紹介したいのは写真のiK-2である。Bセグメントサイズのコンパクトカーで具体的には次期スイフトをイメージしたコンセプトモデルとなる。市販モデルの発売は2016年初頭とされ、約一年後に欧州より販売がスタートされることになる。
次期スイフトに搭載されるのは1.0L直噴ガソリンターボのBOOSTERJETエンジン
iK-2のボディサイズは全長4023mm×全幅1920mm×全高1450mmと公表された。もちろんこれはコンセプトカーであるから、このままの寸法で次期スイフトとして市販されるわけではない。全幅については1.7m前後に縮小されることになるだろう。
全長と全高についてiK-2と現行スイフトを比較してみると、全長は+173mm、全高は-60mmとなっている。iK-2はロー&ロングな印象のボディに仕上がっており、特にサイドからのシルエットはCセグメントカーと見紛うほどである。
これらの数値から次期スイフトは、全長の延長により後席ニースペースおよびラゲッジ容量が大きくなるが、全高が落とされた分ヘッドクリアランスが切り詰められることが予想される。
iK-2に搭載されるエンジンは、新開発の1.0L直噴ガソリンターボエンジンとしている。BOOSTERJETとネーミングされたこの小排気量ターボエンジンは、次期スイフト以外にもスズキの他車種への搭載が展開されることになるだろう。