欧州版エスクード、スズキが新型ビターラを発表、iV-4がベース
スズキが4代目となる次期エスクードを10月4日より一般公開されたパリモーターショー2014で公開した。
日本市場でエスクードの名で知られるコンパクトSUVは、これまで欧州市場でビターラおよびグランドビターラの車名で販売されてきた。今回発表されたのは、その最新モデルということになる。
次期エスクードとしての日本発売が確実視される、ジューク対抗のBセグメントSUV
新型ビターラのベースとなったコンセプトカーのiV-4は、昨年2013年のフランクフルトモーターショー、そして東京モーターショーでも発表されていた。iV-4と比較すれば、新型ビターラのエクステリアデザインは市販モデルとは言え、垢抜け感が足りないように感じる。
新型ビターラのボディサイズは全長4175mm×全幅1775mm×全長1610mmで、エクステリアデザインで評価の高かった日産・ジュークと直接競合することになる。これとの比較では、普通に収まりすぎた新型ビターラのエクステリアデザインは、ややインパクトさに欠ける印象だ。
新型ビターラは本格的4WDのALLGRIPを採用し、他のBセグメントクロスオーバーSUVと差別化が図られる。欧州向けエンジンは、1.6Lのガソリンとディーゼルが設定された。
欧州市場での具体的な計画も明らかとなっており、生産はハンガリーのマジャールスズキが担当し2015年より欧州各国へデリバリーされる見込み。
日本市場での販売計画は発表されていないが、コンセプトモデルのiV-4が東京で公開されたことから、日本で発売されることは確実視される。4代目エスクードとして販売されることになるだろう。