エスクードノマドが発売、Bセグメント コンパクトクロスオーバーSUV
エスクードの4代目に向けたフルモデルチェンジが2015年10月に実施される。
スズキは2014年10月に開催されたパリモーターショーで新型ビターラを欧州市場に向けて発表していた。このビターラこそが日本で発売されるエスクード後継モデルということになる。車名はエスクード ノマドに改められる。
日本では東京モーターショーが2015年10月30日に一般公開されるスケジュールとなっており、ここで新型エスクードノマドも出展されることになる。
新型エスクードノマドは、従来型エスクードのラダーフレーム構造が廃止され一般的なモノコックボディとなる。クロスオーバーSUVのカテゴリーに分類される車種となり、オフロード性能よりも軽量で燃費性能が優れた都市型SUVのポジションで販売されることになる。
スズキはエスクードノマド、SX4 S-CROSSの2つのクロスオーバーSUVをラインアップ
スズキのコンパクトクロスオーバーSUVは、既にSX4 S-CROSSがラインアップされる。SX4 S-CROSSは全長4300mmで、ホンダ・ヴェゼル、欧州では日産・キャシュカイあたりがライバルとなっている。エスクード ノマドは全長4175mmとなり、ライバルはマツダ・CX-3、日産・ジュークあたりのBセグメントSUVとなる。
トランスミッションは、SX4 S-CROSSがCVTであるのに対し、エスクード ノマドは6ATとなる。4WDシステムのALLGRIPは両モデルで共通だ。
そしてエンジンについては、SX4 S-CROSSは1.6Lであるが、エスクード ノマドは1.4Lターボが日本仕様として導入される可能性がある。
新型エスクード ノマドの生産は日本国内の事業所では行われず、ハンガリー工場からの輸入販売になる。