エスクードの次期モデルがスズキで開発中の動き、iV-4市販化
スズキではエスクードのフルモデルチェンジに向けた開発が進められている。
昨年のフランクフルトモーターショー2013では、新たなデザインスタディモデルとしてiV-4が初公開され、続く東京モーターショー2013でも出展された。クロスオーバーSUVスタイルのその車体は、市販モデルのSX4 S-Crossとボディサイズが近い。しかしSX4 S-Crossは2013年に欧州発売したばかりで、次期モデルを意図したコンセプトカーが発表される時期ではない。
ボディサイズが小さいながらもiV-4をエスクード後継車と見る動きが発表当初からあった。
このコンセプトモデルのルールに従うなら次期エスクードはSX4 S-Crossと同じCセグメントクロスオーバーSUVのカテゴリに収まることになる。
欧州市場のニーズに合わせて大型化したSX4 S-Crossに対して、次期エスクードは北米市場のラインアップから外れることで小型化されやすい状況となっている。
次期エスクードとSX4 S-Crossとの差別化はどうなるのか、CセグメントSUV
次期エスクードとSX4 S-Crossがスズキブランドの中でどのように差別化されるのか。
SX4 S-Crossは燃費性能やパッケージングといったシティSUVに求められる要素に重きが置かれていた。これに対して次期エスクードはコンパクトサイズながらも、現行モデルと同様に本格的な悪路走破性が与えられ、山間部や降雪地でのニーズに応えた仕様になると考えられる。
次期エスクードは2015年頃のデビューが予想される。