スズキ アルトラパンがフルモデルチェンジデビュー、新型プラットフォーム採用
スズキはアルト ラパンをフルモデルチェンジさせ2015年6月3日に発売した。
アルトラパンは軽自動車のアルトをベースに女性向けにアレンジされたモデル。初代型は2002年に発売され、今回の新型は3代目ということになる。昨年2014年末にはベース車のアルトがフルモデルチェンジされたが、その技術をベースにアルトラパンは開発された。
新型アルトラパンのプラットフォームは、やはり現行アルトがベースとなっている。ホイールベースは先代モデルから+60mmの延長を受け2460mmとなる。よりゆとりのあるキャビンスペースが与えられた。
現行アルトは大幅に軽量化された車体重量も話題であったが、同技術が採用される新型アルトラパンでも先代モデル比で120kgの軽量化を達成している。
新型アルトラパンは5AGSモデルが107万7840円から、CVT&エネチャージモデルが120万2040円から
新型アルトラパンは大きく4タイプのグレードが用意される。
まずはエントリーグレードとして「G」が設定される。トランスミッションは廉価タイプの5AGSを採用し、車両価格は107万7840円からという低価格を実現。JC08モード燃費はFFモデルで29.6km/Lを達成する。
普及モデルとしてはCVTとエネチャージが採用される「L」が用意され、車両価格は120万2040円から。JC08モード燃費は35.6km/Lを達成する。
さらに「L」の上級装備モデルとして、「S」が128万5200円から、「X」が138万9960円から用意される。
これら各グレードには4WD車の設定も用意されている。また、レーダーブレーキサポートが全車標準搭載となるのはユーザーにとって嬉しいところだ。