レガシィが5月にマイナーチェンジ、86とBRZのFA20型をターボ化して搭載

スバル

レガシィ日本仕様がマイナーチェンジ

先日のニューヨーク国際自動車ショーで、マイナーチェンジ後のレガシィが公開された。そこでは、フロントグリルを中心に変更が加えられた新しいエクステリアのレガシィを確認することができた。
この新型レガシィの日本仕様には、新型の2.0Lボクサーターボエンジン DITを搭載したグレードがラインアップされることになる。
日本仕様のマイナーチェンジは、2012年5月8日に予定されている。

(マイナーチェンジ後のレガシィ北米仕様)
レガシィ マイナーチェンジ

レガシィにFA20型ターボが搭載される

マイナーチェンジ後の新型レガシィから搭載されるDITエンジンとは、86/BRZに搭載されたFA型2.0Lの直噴ボクサーエンジンにツインスクロールターボを装備したものになる。最高出力300ps、最大トルク40.8kgmと、これまでの2.5Lターボと比較しても大幅なパフォーマンスアップを果たすことになる。この新型ターボエンジンを搭載したモデルは、JC08モード燃費で12.4km/Lを達成する。
このFA型2.0Lのターボエンジンは、1.6Lターボよりも市販化が遅れるという話であったが、今回のレガシィB4&ツーリングワゴンのマイナーチェンジから初搭載されることとなり、想定よりもデビューが早まった。

(写真は、スバル&トヨタの合作である2.0L直噴水平対向エンジン。これにツインスクロールターボを装備。)
BOXER D-4S
DITエンジンを搭載したグレードの車両価格は、B4が343万3500円、ツーリングワゴンが359万1000円からとなっている。
残念なことに、アイサイト搭載モデルは、5月8日のマイナーチェンジには間に合わない。アイサイト搭載グレードは、2012年秋に追加ラインアップされるので、しばらく待つ必要あるのだが、その時にはアイサイトは次バージョンへと進化する予定だ。

2.5Lエンジンについては、これまでのEJ型を引退させ、新しくFB型が採用される。アイドリングストップが装備され、JC08モード燃費は14.4km/Lとなる。

この他に、リニアトロニックCVTも改良され、S#モードでは8速シフトを楽しむことができる。

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