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新型インプレッサの受注が好調
スバルは、発売後約4ヶ月を過ぎた2012年4月1日時点でのインプレッサの受注合計が、24,237台となったことを発表した。
月販目標2200台の4ヶ月相当分が8800台。この目標値の約2.8倍の受注を達成したことになる。
2011年11月30日にデビューした新型インプレッサは、エコカー補助金の追い風もあり、まずは好調な初期受注を獲得することができたと言えそうだ。
新型インプレッサはアイサイト搭載モデルが人気
新型インプレッサは、5ドアハッチバックの「SPORT」と、セダンの「G4」の2ボディ構成でラインアップされており、購入者のおよそ3/4がSPORTを選択している。昨今のセダン離れが進む中では、G4も健闘している。
また、エンジンサイズとして、1.6Lと2.0Lがラインアップされているが、2.0Lを選択する購入者が全体の2/3を占めている。1.6Lと2.0Lではエンジン排気量による自動車税の違いがなく、どうせならと2.0Lモデルを選ぶケースが多いようだ。
また、今モデルのインプレッサから、先進運転支援システムのアイサイトが2.0LのAWDモデルのみに装備可能となっている。このことも、2.0Lモデルが売れ筋となっている一因でもあるだろう。
アイサイト搭載モデルは10万5千円高となっており、これはレガシィに設定された価格と同じ。この手の運転支援システムとしては破格の価格設定となっており、受注した2.0L AWDモデルのうち83.2%がアイサイトを装備することになる。
今後の年次改良、あるいはマイナーチェンジで、1.6Lモデルにもアイサイトの導入を進めて欲しいものだ。
2012年10月頃には、インプレッサハイブリッドも予定されており、スバルのボクサーエンジン初のハイブリッドとして待望されている。
また、新型インプレッサをベースにしたSTIモデルも計画中で、2013年の発売を目標に開発が進行している。
エンジンは新開発の1.6Lターボが採用される予定。2.0Lターボの話は消えている。
現在は、旧モデルのインプレッサをベースとしたWRX STIの販売が継続されているが、このモデルは2012年内か遅くとも2013年初頭にも販売終了となる見込みだ。
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