新型インプレッサ日本仕様2016年10月フルモデルチェンジ、ハイブリッドは?

スバル

次期インプレッサは1.6L DITが主力エンジンとなりそう

次期インプレッサは、スバルの新世代プラットフォームのSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用される第一弾モデルとして注目される。その完成車体は既に2016年春のニューヨーク国際オートショーで公開されていたが、これはあくまで北米仕様ということで、特に日本仕様におけるパワートレイン等の詳細情報はまだ明らかとなっていなかった。

(写真は次期インプレッサ北米仕様)
スバル インプレッサ ワールドプレミア

SGP世代のボクサーハイブリッドは、スバルの多くのモデルに搭載される

現状のスバルが持つパワートレインラインアップから判断するに、次期インプレッサに搭載されるのは、まずは1.6LのDITボクサーエンジンの搭載が最も期待され、主力グレードとなることが予想される。また、現行インプレッサを踏襲する1.6L NA ボクサーエンジンも廉価グレードを構成する重要なユニットとなるだろう。

(写真は1.6 DITエンジン)
1.6L DIT 直噴ターボ ボクサーエンジン

そんな中、スバルが開発する新世代ハイブリッドエンジンが次期インプレッサに搭載されるのではという予測がある。

インプレッサB4 インプレッサ B4 リアコンビネーションランプ

スバルはXVおよび現行インプレッサスポーツにおいて、2.0Lのハイブリッドモデルをラインアップしてきた。これは水平対向エンジンをメインとしたスバル独自開発のハイブリッドシステムではあるが、いわゆるマイルドハイブリッドに相当するモーター出力が小さいタイプのもので、燃費性能という意味では物足りないものであった。この2.0Lボクサーハイブリッドはクラスで唯一の4WDハイブリッドというアドバンテージがあったのだが、今ではトヨタが1.8L THSⅡを2015年発売のプリウスにおいて4WD化させているから、4WDハイブリッドという意味でもすっかり時代遅れとなってしまった印象である。

インプレッサ ヘッドライト インプレッサスポーツ リアコンビネーションランプ

SGP環境下において開発される新世代ハイブリッドは、スバルの多くのモデルで容易に搭載可能となることから、レガシィハイブリッドなどへの展開が期待される。

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