次期エクシーガはクロスオーバーSUV調の外観、CROSSOVER7コンセプト
スバルの3列シートミニバン、エクシーガが2015年内にフルモデルチェンジを受ける計画となっている。
写真は東京モーターショー2013で展示されたCROSSOVER7コンセプトである。このときワールドプレミアされたレヴォーグの影に隠れてひっそりと展示されていたが、これが次期エクシーガを示唆するモデルである。
現行エクシーガはセールス的には失敗、次期型はSUVデザインと優れたAWD性能が与えられる
2008年発売の現行エクシーガは既にモデル末期車種となっており、販売5年目のタイミングでフルモデルチェンジを受けるのではという噂もあった。これまでの販売実績を見てみると、発売初年ですら月販1000台に満たない時期が多く、最近では月販100台を維持している程度。セールス的には失敗と言わざるをえない。
いつカタログ落ちしてもおかしくない状況のエクシーガではあるが、このまま販売は継続される見込みで、さらに次期モデルの開発も進められているようだ。
近年のミニバンのトレンドはクロスオーバーSUVとの融合である。日産が3列シートを装備したエクストレイルを発売し、ルノーがミニバンのエスパスにSUVテイストのエクステリアを取り入れてきた。
こういった流れに従うとすれば、どちらかと言うとレガシィツーリングワゴンからの派生イメージが強い現行エクシーガに対して、次期エクシーガはクロスオーバーSUVのフォレスターやレガシィアウトバックから派生したようなモデルとなることが予想される。
次期エクシーガは7人乗り3列シートが装備されつつも、外観はSUVテイスト。もちろんシンメトリカルAWDやアイサイトも装備されることになるだろう。