新型【レックス】納期いつ?生産・販売再開も2024年4月下旬の生産終了を告知、マイナーチェンジ/一部改良のための調整か【スバル最新情報】ダイハツ生産ロッキー/ライズ姉妹SUV違いはパワートレイン選択肢、e-SMART HYBRIDと4WDターボは無し

レックス
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レックス BOOST GEAR CONCEPT(大阪オートメッセ2023)

スバルは、現行型レックスの生産を2024年4月下旬に終了予定となっていることを公式ホームページ上で告知した。

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ダイハツの不正行為に伴う、生産・出荷停止が2024年3月4日に解除され、生産についても3月18日より再開となったばかり。

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レックス BOOST GEAR CONCEPT(東京オートサロン2023)

ただし今回の生産終了は、法規対応によるものである可能性が考えられる。2024年5月より継続生産車への後退時車両直後確認装置の装備が義務化される。これに対応した一部改良を受け、新型レックスとしてラインアップに復活することが期待される。

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姉妹車種のダイハツ・ロッキーやトヨタ・ライズについても同様の措置が取られることが予想される。

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今回の法規対応のタイミングで、フェイスリフトを伴うマイナーチェンジも期待されていた。レックスは2022年11月の発売であるものの、ロッキーとライズにおいては2019年11月から販売されており、販売期間が長くなっている。この間大幅なデザイン変更は行われておらず、リフレッシュが必要なタイミングに来ていた。ただし、現在のところ、フェイスリフトが行われるかどうかは不透明である。

新型「レックス」発売の<まとめ><REX BOOST GEAR CONCEPT 全画像>は、次のページ

スバル新型レックス、ダイハツ・ロッキーとの違い 2022年11月

スバルは新型コンパクトSUVの「REX(レックス)」を、2022年11月11日に発売した。ダイハツが生産するOEMモデルで、ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズと姉妹車種の関係となる。車両本体価格は、1,820,000円~2,171,100円(消費税込み)となる。

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ダイハツ ロッキー

ライズ

トヨタ ライズ

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スバル レックス

レックス、ロッキー、ライズの違いは、ライズが専用エクステリアデザインがあたえられており、ロッキーとレックスは共通化される。

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スバル レックス

新型「レックス」の<まとめ>は、次のページ

新型レックスは、ロッキーのヘキサゴングリルに六連星エンブレムを装着

レックスのエクステリアは、ロッキーの1.2L ガソリン車とほぼ同じである。元々ロッキーは、偶然にも近年のスバル車のフロントデザインでお馴染みのヘキサゴングリルが採用されており、六連星エンブレムを装着しても違和感が無い。

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新型「レックス」の<まとめ>は、次のページ

新型レックスはパワートレイン選択肢に違いあり、1.2L FFのみが設定される、ハイブリッドやターボ4WDは無し

新型レックスのパワートレインは、 1.2L 直列3気筒のWA-VE型エンジン搭載の2WD(FF)車のみが用意される。ロッキーおよびライズでは、燃費性能に優れたシリーズ式ハイブリッドの「e-SMART HYBRID」搭載モデルや、4WDの設定がある1.0Lターボ 1KR-VET型エンジン搭載モデルも用意されるが、これら2種類のパワートレインは新型レックスでは採用されなかった。

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安全運転支援システムについては、スマートアシストが採用される。また、電動パーキングブレーキやこれ関連する機能は、上位グレードの「Z」で用意される。

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新型レックスの月間販売台数は、わずか150台の計画

2022年度上半期(4月~9月)の販売台数によれば、ライズが36,050台、ロッキーが10,188で、月間平均にすると7~8千台規模で販売されてきた。そんななか、新型レックスの月間販売台数として計画されたのは、わずか150台となっている。

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スバル・レックスの車名は、約30年ぶりの復活

「レックス」のモデルネームは、かつてスバルが軽自動車で使っていた歴史ある車名からきている。自社生産モデルでは無いものの、約30年ぶりに「レックス」が販売ラインアップに復活することになる。

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新型レックス 発売 まとめ

まとめ更新日: 2024/03/09

  • 2022年11月11日発売
  • ダイハツ生産のロッキー/ライズ姉妹モデル
  • エクステリアは、ほぼロッキー
  • パワートレインは1.2Lエンジン搭載モデルの2WD車に限る
  • e-SMART HYBRIDの設定は無し
  • スマートアシスト採用
  • ダイハツの不正による出荷停止が解除
  • 2024年4月下旬の生産終了を告知、法規対応による一部改良の可能性

新型レックス 消費税10%込み車両本体価格 2022年11月

Gグレード … 1,820,000円
Zグレード … 2,171,100円

新型レックス BOOST GEAR CONCEPT 画像 2023年 東京オートサロン/大阪オートメッセ

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新型レックス 画像 2023年1月

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新型レックス 画像 2022年11月

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新型レックス 商品の主な特徴

新型レックスのデザイン

フロントデザイン

厚みのあるロアボディとコンパクトなアッパーキャビンを組み合わせ、アクティブなデザインとなった。さらに、大型グリルからサイドへ流れる強い立体感とエッジの効いたバンパーコーナー、シャープなヘッドランプ、張り出したフェンダーと大径タイヤによって力強い存在感が表現された。

リヤデザイン

バンパーコーナーをエッジの効いた造形とし、サイドまで張り出したコンビランプをリヤゲートガーニッシュでつなぐことで、ワイド感が表現された。

サイドデザイン

張り出したフェンダーと大径タイヤによって力強くラギッドなデザインとし、SUVらしい軽快感が表現された。

ボディカラー

アクティブなスタイリングにマッチするボディカラーとして、モノトーン7色、加えてZグレードには2トーン2色が用意される。

新型レックスの安全性能

予防安全性能

衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能を備えた最新のスマートアシストを装備。左右後方の死角に車両が接近した際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促すBSM(ブラインドスポットモニター)と、後方を車両が横切った際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーター点灯や警報音で注意喚起を行うRCTA(リヤクロストラフィックアラート)を採用し、車線変更時と後退時の安全性が高められた。

衝突安全性能

衝突安全ボディ

フロントサイドメンバーの高効率エネルギー吸収構造に加え、骨格構造の合理化を進めたことで、軽量でありながら強固なボディが実現された。

歩行者被害軽減ボディ

フロントフード、フロントフェンダー、フロントガラス下部などの各所に衝撃緩和装置、衝撃吸収スペースが設けられることで、万が一の対人事故の際に歩行者へ与える衝撃が緩和される。

SRSエアバッグ

前方からの強い衝撃時に、乗員の頭部や胸部への重大な傷害を軽減するデュアルSRSエアバッグに加えて、車両側方からの衝突の際の衝撃を緩和するSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグが標準装備される。6つのエアバッグで全ての席の乗員が保護される。

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前方視界

高いアイポイントに加え、ウインドゥを大きくすることで、死角が削減される。安心して運転することはもちろん疲労軽減にも貢献する。

後方視界

大きなリヤガラスとリヤクォーターガラスを装備し、駐車時や車線変更時、後退時の安心感が高められた。

アクティブマルチインフォメーションメーター

デジタルスピードメーターと7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせ、ドライバーの好みに合わせて4つのデザインが選択可能なメーターが搭載され、視認性が高められた。

新型レックスの走行性能

軽量・高剛性ボディ

ハイテン材の活用による軽量化を図りながら剛性を向上させ、操縦安定性を高められた。

サスペンション

しなやかなにストロークさせることで、高い操縦安定性と乗り心地が実現された。

1.2L NA 3気筒エンジン

2次冷却システムにおける専用サーモスタット機構の搭載や排気ガスを冷却し再び空気と混ぜて燃焼室に戻すクールドEGRシステムなどの採用によって、優れた燃焼効率が実現された。低速時のトルクを高めた事によって、力強くスムーズな出足の加速が可能となった。
また、シーンに合わせて走行モードの切り替えが可能なDRIVEスイッチが採用される。

CVT制御

7速シーケンシャルシフトによって、マニュアル感覚のシフトチェンジが可能となる。

新型レックスのパッケージ/ユーティリティ

室内空間

後席の頭上空間や座面形状を工夫することで、ゆとりのある室内空間が実現される。また、荷室の高さ調整が可能なカーゴボードと大型サブトランク、シートアレンジを組み合わせて使用することで、様々なシーンに合わせてフレキシブルに荷室がアレンジされる。

ユーティリティ

メーカーオプションとしてApple CarPlayTMおよびAndroid AutoTMに対応可能な9インチのディスプレイオーディオが採用される。
また、前席に加え後席にもUSBソケットが配置された。さらに、Zグレードには電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能が標準装備される。

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