新型【プロローグ】ジャパンモビリティショー出品画像【ホンダ最新情報】2040年の100% EV&FCEV計画は序章に終わる?GM協業の重要事項を一部解消

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ホンダは新型EV「プロローグ」を、ジャパンモビリティショーで出品し、来場者の注目を集めた。

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新型プロローグは、2024年初頭に北米市場での販売が開始されることが以前から発表されていたが、日本での販売計画は公表されていなかった。しかし、同ショーで展示されたことで、日本発売への期待が高まっている。

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新型プロローグは、GMとの協業によるSUVであり、航続距離は約482kmを実現する。GMの新世代バッテリー「Ultium」を搭載し、EVに求められる高性能と環境性能をバランスよく兼ね備えている。ボディサイズは全長4877mm、全幅1988mm、全高1643mm、ホイールベース3094mmと大型である。やはり、日本市場ではそのサイズがネックとなり販売実現が難しそう。特に全幅が2m近くあることから、狭い道路が多い日本では実用性に疑問符が付くかもしれない。

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最近では、ホンダはGMとの提携の一部を解消すると公表している。2027年以降の発売を目標とした量産価格帯のEVシリーズの共同開発からの撤退を明らかにしたが、この決断はホンダの独自開発への方針転換を示唆するものである。それでもホンダとGMとの間での他の協業関係は継続される見込みである。

「プロローグ」日本発売の<まとめ>は、次のページ

プロローグは序章に過ぎない、ホンダ2040年の目標

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タンカラーのシートを採用。インテリアはアメリカ人好みなのか。プレミアム感が薄く、シンプルで飽きのこない印象。

ホンダは2040年までに自社のEVおよびFCEVの販売比率をグローバルで100%にするという壮大な目標を掲げている。この目標を達成するには、これまでGMと共同で開発してきた量産価格帯のEVの貢献が不可欠であった。しかし、提携解消の発表と、それを補う具体的な代替計画が明らかにされていないため、目標の達成はより困難になったとの見方が出ている。

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後席も無駄な装飾がなく、落ち着いたイメージ。

新型プロローグの米国販売については、予定通り進められるものの、ホンダにとってはこの先のEV戦略が新たな局面を迎えることになりそうだ。今回のモデルが「序章」として終わるのか、あるいは今後のホンダのEV戦略の新たな方向性を示すきっかけとなるのか、注目が集まるところである。

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新型プロローグ 日本発売 まとめ

まとめ更新日: 2023/11/10

  • プロローグは北米で2024年初頭に発売予定
  • ジャパンモビリティショーに出品されるも日本発売の計画無し
  • GMとの提携は一部解消となるが、プロローグの北米販売は計画通り実施
  • ボディサイズ:全長4877mm、全幅1988mm、全高1643mm、ホイールベース3094mm
  • 航続距離は約482km

新型プロローグ ジャパンモビリティショー画像 2023年10月

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