新型3008を公開、ホイールベース拡大で後席居住性向上
プジョーは本拠地フランスで開催中のパリモーターショー2016で、3008、5008のフルモデルチェンジモデルをワールドプレミアさせた。
プジョーの4桁ナンバーモデルは、クロスオーバーSUVやミニバンといった派生車種でラインアップされる。なかでも3008はCセグメントのクロスオーバーSUVとして2009年より販売されるモデルで今回発表された新型は2代目となる。
やはり新型3008も308がベースとなっており、Cセグメントカー向けのEMP2プラットフォームが採用される。
ボディサイズは全長4447mm×全幅1841mm×全高1624mm、ホイールベースは2675mmとなる。先代型3008との比較ではホイールベースが+60mm、全長が+82mm伸びており、特に後部座席の居住性が向上している。
上級の3008GTも設定される。
新型5008もワールドプレミア、3列シート装備のロングホイールベース版
そして、新型5008は新型3008をベースにしたロングホイールベース版となる。3列シートを装備する。
従来型5008はミニバンと捉えられることが多かったが、昨今はこの手の3列シートモデルはクロスオーバーSUV化されるのがトレンドとなっている。
モデル名も敢えて5008 SUVと称しており、この点がアピールされた。日系ブランドのモデルで言えば日産・エクストレイルの3列シート版に近くなる。
新型5008のボディサイズは全長4641mm×全幅1844mm×全高1646mm、ホイールベースは2840mmとなる。先代型5008との比較では、ホイールベースが+115mm、全長が+111mmが伸ばされており、やはりキャビンスペースは拡大している。