プジョーが新型208を発表、フロントグリルに新デザイン採用でリフレッシュ
プジョー・208のマイナーモデルチェンジ発表がジュネーブモーターショー2015で行われた。
(写真はプジョー新型208)
今回、新しくなった208はフェイスリフトが実施されている。2012年の発売開始から3年を経過するタイミングということもあり、中期型に相当するモデルということになるだろう。
現行208は横桟のシンプルなフロントグリルであったが、新型ではグリルラインに凹凸が付けられユニークなデザインとなった。フロントフォグランプ周辺やリアコンビネーションランプも新デザインとなっており微妙に表情が変えられた。
新型208はアイシンのEAT6採用グレードあり、発売は2015年5月以降になる
新型208のパワートレインは従来型に加え、ピュアテック 110 S&Sが追加でラインアップに加わる。これは直3の1.2Lターボチャージャー付きガソリンエンジンで最高出力は110ps、アイドリングストップシステムを装備し燃費性能にも優れるユニットとなる。またこれに組み合わさるトランスミッションとして、EAT6が選択できるようになるのも大きなトピックだ。EAT6はアイシン・エイ・ダブリュ製の6速ATということで、これは歓迎するファンが多いはず。
同じBセグメントハッチバックカーのライバルは、フォルクスワーゲン・ポロが筆頭として挙げられるが、こちらは7速デュアルクラッチ式のDSGを標準的に採用してきた。今回208がEAT6を採用したことでライバルに少し追いついた印象だ。
新しくなった208は、欧州では2015年5月の発売が予定されている。日本市場向けにも順次導入されることになるだろうが、以降のオーナーの多くは新パワートレインの直3 1.2Lターボ&EAT6を選択することになるだろう。