セレナ新型C26(日産)の評判まとめ

日産

セレナ

新型C26セレナは2010年11月に発表され、いきものがかりのCMで評判だ。家族のために考えられたミニバンで、家族みんなが使いやすい基本性能に評価が高い。

新型セレナの評判(長所)

ミニバンの基本性能は成熟の域へ

先代のセレナはミニバン部門で3年連続売上No.1を記録している。
4代目となる新型セレナはこれまでにミニバンの利便性として成熟させてきた室内の広さ、運転のしやすさ、シートアレンジの多さをそのまま引継ぎ新たにエコ性能を追加することでリニューアルした。

快適装備も充実

いまやミニバンの基本ともいえる装備ばかりだが、その一つ一つの使い勝手が良くて評判だ。
例えば、スライドドアはきちんとワンタッチオートで開閉できるし、その開口面積はクラスNo.1で乗り降りがしやすい。
後席に乗せた子供が強い日差しで疲れないように、ロールサンシェードが標準装備されている。小さな工夫ではあるが、こういった気遣いが新型セレナの評判の高さの所以である。
スマートアップサードシートは後方の視界が改善しバックで出庫するときも安心になった。
自転車も楽々収納できる広さも魅力的だ。
また、イージークリーンシート採用でシートを汚しにくくなっている。

新しくなったエクステリア

新しいセレナは家族をやさしく包み込むカプセルをイメージしてデザインされた。ガラス面積の広さはクラスNo.1で、視界の大きさと車内の明るさはパノラミックフロントビューとしてドライバーとその家族みんながわくわくする空間だ。
箱型から一歩進んだ形としてカプセル型を採用し、フロントのウィンドシールドが傾いて流れるようなデザインになっている。
リアの従来のセレナらしい形は新しくはなっているもののキープコンセプトだ。

アイドリングストップシステム

今回、エコモデルチェンジをキャッチフレーズに開発してきた新型セレナであるが、最大の目玉が、エコモーター式のアイドリングストップを採用したことだ。現在の一般的なアイドリングストップ機能との大きな違いは、再始動時の騒音と振動が少ないことがあげられる。スターターセルモーターでなく高性能のオルタネーターが直接クランクをベルトで回す事で再始動するためキュルキュルという音が発生しない。これはアイドリングストップ機構の欠点の一つを克服したと言えよう。ちなみにエンジン再始動時間は0.3秒と世界最速だ。
お子さんが休んでいる時も起こすことなく静かな再エンジンスタートが可能になっている。
アイドリングストップシステムは燃費性能を10・15モードで1km/L改善する。

新型セレナの基本スペック

エンジンはMR20DD

エンジン形式MR20DDとしては新型セレナが初採用となる。タイミングチェーン式であるのでタイミングベルトの交換メンテナンスが不要だ。

エクストロニックCVT採用

日産グループが独自に開発してきたエクストロニックCVTを採用している。日産の小排気量から大排気量まで幅広く採用され、実績および信頼性も向上している。
燃費改善効果も高い評価を得ている。
新型セレナの10・15モード燃費は15.4km/Lである。これはアイドリングストップシステム採用車の数値だ。

サスペンション形式は一般的なものを採用

FF車は、前が独立懸架ストラット式で後がトーションビーム式である。
4WD車は、前が独立懸架ストラット式で後がトレーリングアーム式マルチリンクである。

タイトルとURLをコピーしました