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マーチにスーパーチャージャー搭載グレードが追加予定
日産・マーチは、2010年に現行のK13型にモデルチェンジしたが、販売台数が冴えない。
少し不人気化の兆しのあるマーチにスーパーチャージャー搭載モデルが登場する。
発売時期は2012年の9月頃。
価格は150万円程度が予想される。
マーチが1.2L+SCでリッター30キロを達成
マーチSCの新型パワーユニットは、現行マーチの1.2Lエンジンを直噴+ミラーサイクル化し、圧縮比は13を達成。
低下した出力はスーパーチャージャーで補うことになる。
スーパーチャージャーは、低回転域では燃料を浪費しやすいという欠点が構造上存在するが、低回転域ではスーパーチャージャーを切り離すシステムが備わり、過給器を装備しながらも燃費性能の足かせにならないようなユニットを実現した。
この新開発1.2L SCユニットの採用により、10・15モード燃費は現行マーチの26km/Lから30km/L程度にまで向上する。
この燃費性能は、ハイブリッドシステム無しでリッター30kmを達成したスカイアクティブデミオのそれと並ぶことになる。
さらにマーチスーパーチャージャーは、最高出力98psを達成する。
現行マーチが79ps、スカイアクティブデミオが84psであるから、低燃費を高出力を兼ね備えた高性能エンジンということになる。
なお、シリンダー数は現行マーチと同じ、3気筒が採用される。
他のライバル車としては、フォルクスワーゲン・ポロが挙げられる。
フォルクスワーゲンは、小排気量エンジンに過給器を装備したTSIエンジンを採用することで、燃費性能を高めてきた。
これまでハイブリッド技術に重点を置いてきた日本の自動車メーカーも、今年あたりから小排気量+過給器という低燃費技術の採用が広まりつつある。
ポロの10・15モード燃費は20km/L、最高出力は105ps。
マーチスーパーチャージャーの方が燃費重視型にセッティングされている。
気になるのはマーチスーパーチャージャーの価格。
150万円程度が予想されているが、これでは高すぎて販売台数のテコ入れにはならないのでは。