次期マーチがスウェイコンセプトをベースに開発中、2016年秋パリサロンで発表か
日産のコンパクトカー、マーチの5代目となるフルモデルチェンジが2016年内に行われる見込みとなった。
日産は昨年のジュネーブモーターショー2015で、新型コンパクトカーのコンセプトモデルとしてSWAY(スウェイ)を発表していた。これは次期マーチを予告するモデルとして注目されている。
次期マーチはスポーティーに大幅イメチェン、ボディサイズも拡大
スウェイ コンセプトのフロントデザインは日産のアイデンティティである大きなVモーショングリルが中心に置かれ、切れ長のヘッドランプがスポーティーな印象を与える。これまでの歴代マーチシリーズはかわいい顔付きのモデルが多かったが、新型は男性にも選ばれやすいモデルになることが期待される。
スウェイ コンセプトでは、リアのドアノブがCピラー埋め込み式となっているが、これは次期マーチでもそのまま採用される。
スウェイ コンセプトのボディサイズは全長4010mm×全幅1780mm×全高1385mmであった。さすがにこのサイズで市販化ということにはならないが、これはボディサイズが大幅に拡大されることを意図しているだろう。次期マーチの全長は4mギリギリまで延長され、居住性と積載性の向上が盛り込まれる。
新型マーチのワールドプレミアの舞台は、2016年9月29日に開催されるパリモーターショーのプレスディが予想される。日本発売は2016年内にも実現される見込みだ。
また、現行マーチの日本仕様はタイ生産の輸入モデルであったが、これが次期型では日本生産に戻るかどうかも注目される。