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納車時期の早いマーチが値下げ、サンライトオレンジ追加、12SVグレード
2010年デビューした現行のK13マーチは日産ブランドで販売されているが、同社のタイ工場で生産される輸入車となっている。
開発当初からコストダウンのため車体組み立てだけでなく、部材の現地調達を進めていた。
こういったこともあって、今回の東日本大震災における自動車のサプライチェーン問題を受けることなく、生産を続けることができた。
現段階でサプライチェーンはほとんど復旧しており、日本国内の自動車工場の稼働率は震災前の水準に戻っているが、工場停止中に溜まった受注分を優先的に納車するため、今からの注文では納車までに時間が掛かってしまうという問題が多くの車種にわたって存在する。
そんな中、海外生産のマーチは今からの注文でも納車時期までわずか1ヶ月と早く、すぐに車が必要な利用者にとっての一つの選択肢になっている。
ますます需要が増えそうなマーチが、値下げ、新色追加、新グレード追加と、これから購入を考えるユーザーにとってメリットとなる発表があった。
12X、12XFOURを値下げ
販売台数の多い中間グレード12Xとその電動4WDバージョンの12XFOURがそれぞれ30,450円値下げした。
(新価格)
12X : 1,199,100円
12XFOUR :1,374,450円
新色サンライトオレンジが追加
中間グレード12X、12X FOURと上級グレード12G、12G FOURに新色サテンライトオレンジが追加された。
女性を中心に人気が高まりそうだ。
12SVパッケージが追加
基本グレードの12Sをベースに選択頻度の高い装備オプションを標準設定した、12SVパッケージが新たに加わった。
車体価格は1,036,350円で、ベースの12Sとの比較では36,750円のアップ。
追加される装備を考えればコストパフォーマンスは高い。
(付加される装備)
電動格納式カラードドアミラー
電源ソケット
UVカット断熱グリーンガラス(フロント)
プライバシーガラス(リアドア&バックドア)