次期ジュークとIMQコンセプトを比較、日産の次世代クロスオーバーデザイン

日産

ジュークが2019年秋フルモデルチェンジ予測、日産の新SUVデザイン

日産ではジュークのフルモデルチェンジの準備が進められている。
先月のジュネーブモーターショー2019で公開された、IMQコンセプトに次期ジュークと共通しそうなデザインが含まれているので比較して見ていきます。

IMQコンセプトのボディサイズは全長4558mm×全幅1940mm×全高1560mm。日産は、IMQコンセプトについて、欧州のCセグメントクロスオーバーと明言しており、具体的には、欧州キャシュカイの後継モデルを想定していると考えられる。

IMQコンセプト リアコンビネーションランプ

ジュークはワンサイズ小さいクロスオーバーであるが、ファミリーフェイスというなかで、デザインが共通する部分も出てくるだろう。

次期キャシュカイを予告するIMQコンセプトにヒントあり

次期ジュークと思われるモデルのリーク画像によると、リアコンビネーションランプは、IMQコンセプトで示されたものと形状が近い。
ブーメランランプと呼ばれてきたランプ類のデザインは、次世代型ではシャープでコンパクトに纏められる。

次期ジュークのフロントデザインは丸目ヘッドランプユニットが踏襲されているのがわかる。
その上部には、細長いデイタイムランニングライトも見えるが、偽装シートを剥がすとIMQコンセプトのようなヘッドランプデザインが隠れていてもおかしくない。

ボンネットフードの偽装がかなり膨らんでいるのもヒントの一つ。Aピラーの付け根の部分の造りを見ると、ボンネットフード上に高低差があることは間違いないだろう。
こういったボンネット上の高低差は、IMQコンセプトにも見られる。

現行ジュークを含めた以前の日産のデザインは、盛り上がりの大きいヘッドランプユニットが採用されていた。これには、運転席からヘッドランプの頂点が見えるので、フロントバンパーの見切りがしやすいというメリットがあった。

IMQコンセプトあるいは次期ジュークのヘッドランプは、シャープなデザインなので、運転席からは見えない。

代わりにボンネットを膨らませることで、フロントの見切りの良さを出してくるだろう。

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