次期ムーヴ/ムーヴカスタム、ハイブリッド搭載で2023年に発売予想【ダイハツe-SMART HYBRID最新情報】EV化はいつ?

ムーヴ

ムーヴ リアコンビネーションランプ

ダイハツ・ムーヴ/ムーヴカスタムは、2023年の新型発売が予想される。搭載されるパワートレインとしては、従来型ガソリンエンジンのほか、新開発の軽自動車向けe-SMART HYBRIDが搭載が予想される。

次期ムーヴは、e-SMART HYBRID搭載の可能性

次期ムーヴへの搭載が予想されるハイブリッドシステムはどのようなものになるのか。その大きなヒントとなるのが、2021年11月1日に発売された、ダイハツ・ロッキー e-SMART HYBRIDである。

ROCKY  Premium ver

ROCKY Premium ver. 東京オートサロン2022

そのシステムは100%モーター駆動のシリーズ式ハイブリッドとなっており、ダイハツが自社開発したものである。この発電エンジンの排気量は1.2Lであるが、今後、軽自動車向けe-SMART HYBRIDが登場することが予告された。その市販時期は2023年頃になる見込みとなっており、次期ムーヴの発売予想時期と重なる。

ムーヴカスタム リアコンビネーションランプ

現行ムーヴカスタム

7代目となる新型ムーヴへは、KF型エンジンの改良版の搭載も予想される。

e SMART HYBRID

ムーヴ e-SMART HYBRIDに期待、シリーズ式ハイブリッドは1.2Lと軽自動車用の両方あり

ダイハツがシリーズ式ハイブリッドの開発に本格的に取り組んでいることは、特許出願の状況により以前から推測されていた。しかし、これが軽自動車向けなのか、1.2Lクラス程度の小型車向けなのかは判断が難しかった。結局は両方のボディタイプに対してシリーズ式ハイブリッドシステムが用意されることになる。

ロッキー e-SMART HYBRID エンジン

e-SMART HYBRID 1.2L エンジン

ハイブリッドカー黎明期から現在に至るまでは、エンジンとモーター両方が並行して駆動するパラレル式もしくはシリーズパラレル式が主流で、トヨタやホンダも採用してきた。しかし近年は、バッテリーやインバーターなどの性能向上とコストダウンが進み、100%モーター駆動のシリーズ式も合理性を持つようになってきている。それでも、比較的低価格なスモールカーを中心に取り扱ってきたダイハツにとっては、ハイブリッド化にはコスト面の問題が大きく、これまでは消極的な姿勢を見せてきた。

ハイゼットカーゴハイブリッド

ハイゼットカーゴ ハイブリッド

過去にはトヨタからの技術協力により実現したハイゼットカーゴハイブリッドがあったが、セールス面で大きな実績もなく2010年に販売を終了さている。

次期ムーヴにEVは用意されないのか

軽自動車の脱炭素化、電動化については、本格ハイブリッドをスキップして、一気にEV化するのでは、という予想もある。しかし、軽自動車の「2030年度燃費基準」をEVシフトだけで達成するのは、実際には難しい。本格ハイブリッドとEVの両方の手段で電動化を進めるのが現実的となる。

IMk concept

軽自動車セグメントのEVについては、まずは日産と三菱が2022年春に新型車を発表した。これは、現行販売される日産・デイズやムーヴなどと同じサイズ感のベーシック軽ワゴンのボディタイプで登場する。

他メーカーからも軽EV発売時期を予告するアナウンスが出されており、ホンダは2024年まで、スズキは2025年までとしている。ダイハツは、軽自動車向けEVパワートレインについては、スズキと共同開発することを発表していたから、同じく2025年前後の市販車搭載時期が想定される。

ムーヴ カスタム フロントグリル

新型ムーヴのEV化は遅れそう、2022年は日産三菱の新型軽EVが発売

2022年春に発表された日産の新型軽自動車EVは、「SAKURA」と命名された。その車両価格に補助金を差し引くと、実質負担額は178万円程度となり、軽自動車のEV化が加速することは間違いない。しかし軽自動車の新車販売の全台数がEVに置き換わるまでには、まだ相当な時間がかかりそう。航続距離などを理由にガソリン燃料で走る軽自動車のニーズはこれからも続く。

IMkコンセプト

日産・軽EV – IMkコンセプト

ダイハツは、EVプラットフォームの共同開発のほか、軽商用車のCASE対応においても、スズキと協力していく姿勢を明らかとしている。

ムーヴカスタム後期型

ムーヴカスタム

ダイハツもいずれ軽自動車のEV化は進められることになるが、他メーカーよりも遅れそう。それだけに本格ハイブリッドのe-SMART HYBRIDを導入する方針は重要な意味を持つ。ダイハツは、しばらくはe-SMART HYBRIDで軽自動車の燃費基準の達成を進めることになるだろう。

将来のムーヴEVはスズキとの共同開発パワートレインで実現する

ダイハツとスズキが共同開発するEVパワートレインは、2025年の市販モデル搭載が目標となっている。2023年の新型ムーヴ発売のタイミングでは、影響のない話だろう。

また、ダイハツは軽商用車におけるCASE技術をスズキの他、トヨタ、日野自動車、いすゞ自動車とも協業していくことを発表している。このことはEV車両の共同開発に留まらず、IoTによる物流の効率化、自動運転、シェアリングなどの方面でも大きな進展があることが期待される。

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