RVRにプラグインハイブリッドが追加

三菱

RVR PHVが2013年2月発売予定

現行の三菱・RVRは、2010年より販売されているコンパクトSUV。
最近では、CVTに加えて、アイドリングストップシステム(オートストップ&ゴー)を採用するなど、燃費性能に優れた車種となっている。
そんなRVRのプラグインハイブリッド版が追加ラインアップされる見込みだ。
ボディサイズは全長4295mm×全幅1770mm×全高1615mmと現行RVRと同サイズを維持。
車体の多くの部分は、現行RVRと共通としながらも、フロントグリルはPHV専用デザインになる。

三菱は、RVRよりも先行して、アウトランダープラグインハイブリッドの投入を計画している。
こちらは50km程度のEV走行ができる大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載予定。
このため、バッテリーコストが車両価格を押し上げ、350万円程度からの販売になりそうだ。

これに対して、RVRプラグインハイブリッドの車体価格は270万円程度から。
コストカットのためリチウムイオンバッテリーの容量は削減され、EV走行距離は短くなるが、手に届きやすい価格になることは歓迎されるだろう。

RVRのライバル車は、日産・ジューク、デュアリスの他、これから発売されるスバル・インプレッサXV、といったコンパクトSUVやクロスオーバーSUVと呼ばれるカテゴリーの車種となる。
さらにトヨタがこのクラスに開発名560Aとする新型SUVを2014年に投入予定。
クロスオーバーSUVの注目度が高まりつつある。

(写真は、現行RVR)
RVR

RVRだけでない三菱のプラグインハイブリッド

これまで、三菱自動車は電気自動車アイミーブの成功によりEV技術で先行してきたものの、エンジン+電気モーターで構成するハイブリッドシステムについては、他社よりも遅れをとってきた。
今年2012年からは、三菱でも現行ラインアップ車のハイブリッド化を進めていく計画だ。
それも、ただのハイブリッドではなく、外部電源による充電が可能なプラグインハイブリッドを中心に開発が行われている。
まずは、アウトランダーが今年2012年の12月頃にPHV化してデビュー。
さらに、2013年2月頃に、RVRのプラグインハイブリッド版が発売される見込みだ。

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