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次期パジェロのコンセプトモデルが東京モーターショー出展
現行パジェロは2006年から4代目としての発売が始まった。今年2013年で販売7年が経過することとなり、次期モデルへのフルモデルチェンジが待望される時期に来ている。しかし、次期5代目パジェロのデビューはもう少し先になりそう。まずは、今年の11月に開催される東京モーターショーでパジェロコンセプトが出展されることになりそうだ。
(写真は現行パジェロ)
次期パジェロの日本仕様にはハイブリッドエンジンを搭載
次期パジェロに搭載されるパワーユニットとして、まずは日本仕様にはプラグインハイブリッドモデルのラインアップが予想される。これはアウトランダーPHEVからの流用で、直4 2.0Lエンジン+モーターによるシステムとなる。ちなみにアウトランダーPHEVにおいては、バッテリー周りでトラブルがあったが解決に至り、8月下旬から生産を再開できるということだ。
(写真はアウトランダーPHEV)
次に考えられるパワーユニットはディーゼルハイブリッドである。三菱自動車は2013年のジュネーブモーターショーでConcept GR-HEVと称するピックアップトラックを発表していた。これに搭載されたハイブリッドエンジンは、2.5Lディーゼルターボと1基のモーターによるシステムであった。これも次期パジェロ搭載エンジンとして有力な候補である。
(写真はConcept GR-HEV)
ただし、海外市場ではハイブリッドは好まれないため、通常ディーゼルエンジン搭載モデルがラインアップの基本となるだろう。パワートレインは現行の3.2Lディーゼル+5速ATから3.5L+8速ATへのグレードアップが想定される。
さて、次期パジェロの市販時期についてだが、2013年でようやくコンセプトモデルが発表されるということであれば、さらに2年後の2015年頃のデビューが妥当と考える。これまでパジェロシリーズは7~9年でモデルチェンジしており、現行モデルにおいても9年間の販売期間を経てフルモデルチェンジされることになるだろう。
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