次期アウトランダーは2012年秋にデビュー

三菱

アウトランダーがフルモデルチェンジ

現行のアウトランダーは、エアトレックの後継として一回り大きくなり、2005年にデビュー。
来年で7年目となり、モデルチェンジが待望されているところ。
一年後、2012年の秋頃にはフルモデルチェンジしたアウトランダーがデビューしそうだ。

まずはガソリン車のデビューから

現行アウトランダーは、主力の4B12型の2.4Lをはじめ、6B31型の3.0LのV6、4B11型の2.0Lが国内向けにはラインアップされている。
既にV6エンジンについては、ラインアップから姿を消しているが、2.0L、2.4Lエンジンは次期モデルでも引き続き採用される予定。
基本設計はほとんど変わらないが、いくらかの改良点が盛り込まれ、燃費性能はアップする見込みだ。

2009年の東京モーターショーでは、PX-MiEXとしてアウトランダーのプラグインハイブリッド版のコンセプトカーが出展されていたが、さらに具体化されたボディデザインが2011年の東京モーターショーで披露される可能性もある。

追加でプラグインハイブリッド版が発売

売れ筋グレードとしてはまだまだ2.0Lと2.4Lのガソリン車がメインになりそうだが、看板となるのはプラグインハイブリッド版のアウトランダー。
PHV版は一年遅れて2013年に発売される予定。
EVモードで50kmの走行を目標に開発されている。
先に発売される予定のRVRのPHV版は、JC08モードで50km/Lの「燃費」を目標に開発。
アウトランダーはEV走行の「距離」が目標となっていることから、バッテリー容量の大きい本格的な電力システムが組み込まれることが想定できる。

三菱は、トヨタのTHSやホンダのIMAのような通常のハイブリッド技術では遅れを取ってしまったが、EV(電気自動車)では先行した研究が進んでいる。
もちろんこのことはアイミーブの製品化によるものが大きい。
今後は、EV技術をベースにしたプラグインハイブリッド車の投入で、環境性能に優れた車種をデビューさせていく計画だ。

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