三菱【新型】アウトランダーのフルモデルチェンジ、国内向けPHEV専用、今冬の発売を予告

アウトランダー

2021年4月に北米で発売された新型クロスオーバーSUV『アウトランダー』にプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを新たに設定し、今冬に国内で発売されることが三菱自動車から公式に発表された。

アウトランダー PHEV

新型アウトランダー PHEV

国内向けの従来型アウトランダーは、2012年に発売された2代目モデル。約9年ぶりとなるフルモデルチェンジを受けて、3代目新型アウトランダーに切り替わる。

新型アウトランダーと新型エクストレイルはプラットフォーム共用

三菱が日産・ルノーのアライアンスに加わったのが2016年。当時から予想されていたのが、アウトランダーと日産・エクストレイルのプラットフォーム共用であった。これが5年の歳月を経て実現することになる。

三菱アウトランダー PHEV

CMF-C/Dプラットフォームを共用しながらも、国内向けのパワートレインに関しては、各メーカーで独自に開発を進めてきたものが採用される。なかでも国内向けアウトランダーには、新世代化したPHEVシステムが搭載される予定。

モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長が実現される。

アウトランダー 北米仕様

新型アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

ホイールベースは従来型2,670mmから新型2705mmに延長される見込み。3列7人乗りを実現し、SUVとしての居住性と利便性が高められる。

アウトランダーのフルモデルチェンジ、先行発売される北米仕様では2.5Lガソリン車

フルモデルチェンジを受けた新型アウトランダーについては、既に北米仕様が2021年2月に発表、同年4月に発売されており、その姿を確認することができる。

アウトランダー岡崎工場

アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

この北米仕様に搭載されるのは、新開発2.5LガソリンエンジンのPR25DD型で、プラットフォーム共用される新型日産・ローグ(エクストレイルの北米向け姉妹車)と同タイプのパワートレインとなる。

アウトランダー 岡崎工場 北米仕様

アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

2.5Lガソリンエンジンモデルに関しては、日本市場で導入されない可能性が指摘されている。ちなみに従来型日本仕様のコンベンショナルガソリンエンジン車は、アウトランダーは2.4L、エクストレイルは2.0Lであった。

アウトランダー 北米仕様 1

アウトランダー 北米仕様

フルモデルチェンジで新型PHEVは、モーター数増加

アウトランダーのフルモデルチェンジ後のPHEVは、新開発のシステムが導入される。ドライブモーターはフロント1機、リア2機となり、現行システムからモーター数が増やされる見込み。

アウトランダー インテリア

アウトランダー 北米仕様

アウトランダー 2列目シート

アウトランダー 北米仕様

新型アウトランダーPHEVの国内向けスケジュールについて。2021年10月の東京モーターショーでの参考出品が予想されたが、これは開催が中止となった。

また、今冬と公式に予告されている発売時期については、日刊自動車新聞は「2021年12月」と報じている。

アウトランダー 三列目シート

アウトランダー 北米仕様

アウトランダーのティザーとエンゲルベルクツアラーを比較

三菱自動車はコンセプトモデル、エンゲルベルクツアラーを2019年のジュネーブモーターショーで公開していた。エンゲルベルクツアラーはその後、2019年10月の東京モーターショーでも公開され、この時点で日本導入されるモデルを意図したコンセプトカー、つまり次期アウトランダーである可能性が高まった。ただし、現行型アウトランダーとはあまりにもイメージが異なることから、これに忠実な市販型が登場することは、自動車リサーチも予想はしていなかった。

新型アウトランダーとエンゲルベルクツアラーと比較していくと、再現度の高さに驚く。

次期アウトランダー コンセプト

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー 市販型

アウトランダー 北米仕様

フロントは最新型ダイナミックシールド

フロントは三菱のファミリーフェイスであるダイナミックシールドが採用される。点灯している横長のシャープな光は、市販型ではデイタイムランニングライトになり、ヘッドランプは中段外側の横3本ラインの場所に置かれた。
三菱のダイナミックシールドは、デリカD:5のマイナーモデルチェンジ以降、迫力をより増したものに変化したが、これと共通する点灯パターンとなる。

エンゲルベルクツアラー フロントグリル

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー フロントグリル

アウトランダー 北米仕様

さらに新型アウトランダーでは、シーケンシャルターンライトが装備され、これは前述のデイタイムランニングライトの底辺ラインに置かれる。

ルーフラインは水平で低くなった

ルーフラインは近年のSUVデザインのトレンドであったファストバック調から脱却している。ほぼ水平に設置されたルーフからは、ヘッドクリアランスが確保された、広々とした後席が想像できる。

アウトドアツールなどをしっかり積載できるラゲッジを備えた硬派なスタイリングもエンゲルベルクツアラーで示されたものと変わりがない。

エンゲルベルクツアラー 三菱

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー 三菱

アウトランダー 北米仕様

斜め後ろからはイヴォーグ風

リアコンビネーションランプはレンジローバー イヴォーク風で、水平基調の細長いラインで表現された。これはサイドのキャラクターラインにも繋がっている。

エンゲルベルクツアラー リアコンビネーションランプ

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー リアコンビネーションランプ

アウトランダー 北米仕様

斜め後方からのアングルでは、細いデイタイムランニングライトがサイドに回り込む。このあたりもイヴォーグの細長いヘッドランプ目尻を彷彿とさせるものがある。エンゲルベルクツアラーにあったフロントドアパネル前方のメッキ装飾は無くなっているように見える。

新型アウトランダー、フルモデルチェンジによりボディサイズ拡大

次期アウトランダーは、日産の次期エクストレイルとプラットフォーム共用される。

新型ローグ

日産新型ローグ(北米)

北米向けにはエクストレイルの兄弟車である日産・ローグの新型が、既にデビューを果たしている。

新型ローグ リアコンビネーションランプ

日産新型ローグ(北米)

新型ローグのボディサイズは、全長4648×全幅1839×全高1699mm。

そして、新型アウトランダーのボディサイズは、

  • ホイールベース 106.5インチ(換算2705mm)
  • 全長185.4インチ×全幅73.3インチ×全高68.8インチ(換算4709mm×1862mm×1748mm)

となる。

従来型アウトランダーのボディサイズ 全長4695×全幅1800×全高1680mmと比較して、長さはほぼ変わらず。車幅はワイドになり運転感覚は変わりそう。ルーフは低くスポーティーとなった。

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