アウトランダーPHEV ビッグマイナーチェンジ 2024年10月31日に日本発売
三菱自動車は、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデル「アウトランダーPHEV」を大幅に改良し、2024年10月31日より販売を開始します。発売に先立ち先行注文の受付を開始しており、月間販売目標の1,000台に対し、10月30日時点で約3,400台の注文がありました。
今回の大幅改良では、「洗練」と「上質」をテーマに掲げ、駆動用バッテリーの刷新によりEV航続距離を延長し、加速性能も向上させました。さらに、内外装デザインの変更や新機能の追加によって質感を高め、ヤマハ株式会社と共同開発したオーディオシステムを全グレードに採用するなど、さらなる進化を遂げています。
先行注文では、約半数が最上級グレードの「P Executive Package」を選択し、Pグレード以上を選んだ方が全体の85%を占めています。「P Executive Package」専用装備のセミアニリンレザーシート(高級革素材)や、ヤマハと共同開発したオーディオシステム「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」が多くの人から好評を得ています。
日本、北米、豪州、ニュージーランドで現行販売されているアウトランダーは、2021年12月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルです。2025年春から欧州市場において20ヵ国で順次販売を開始予定です。これを機にビッグマイナーチェンジが施され、2024年10月2日に欧州向けに先行公開されました。PHEVモデルとともにガソリンモデルも大幅改良し、2025年に北米、豪州、ニュージーランドなどへ投入予定です。
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外観デザイン
新型アウトランダーPHEVは、ビッグマイナーチェンジを実施しつつも、従来の「威風堂堂」とした力強く存在感のある外観デザインを維持しています。全体的なデザインは大きく変更されていませんが、エンジンフードのカット位置が変更されました。これはヨーロッパのアウトバーンでの高速走行時に発生するバタバタ感を抑えるための調整です。フロントグリルのエンブレム下のミドル高さにあった従来モデルのカット位置は、フロントグリルトップとエンジンフードの隙間に移動しています。グリルデザインも変更されており、上半分はクローズドされました。
新しいタイヤの採用により、より上質で安定した乗り心地を提供しています。これらの変更は、デザインの美しさと機能性を高次元で融合させた結果といえます。
インテリア
内装面でも質感の向上が図られています。ラグジュアリーとコンフォートの両面で進化し、細部にわたるデザイン変更が施されています。メーターの色使いやフォントも上品に変更され、視覚的な美しさが高まりました。
ディスプレイオーディオは12.3インチが採用されます。さらに、シートには吸引タイプのベンチレーション機能が追加され、暑い日でも快適に過ごせるようになりました。これにより、車内空間の快適性が一段と向上し、所有者の満足感が高まっています。
パワートレイン
新型の最大の特徴の一つは、PHEVシステムの大幅な改良です。駆動用バッテリーが刷新され、電池容量は20kWhから22.7kWhに増加しました。欧州仕様ではEV航続距離が80km超(WLTPモード)に向上し、プラグインハイブリッドモードでのEV走行距離は100キロ超となりました。これにより、厳しい状況下でも電気のみでの走行が可能になり、日常の多くのシーンでエンジンを使用せずに移動できます。
また、新型電池は角型設計に変更され、冷却効率が向上しています。熱管理の改善により、長時間の運転でも電池が過熱しにくく、セーブモードに入るリスクが低減されています。この多用途対応の電池システムは、キャンプや非常時にも活用可能であり、アウトドアでの電源供給など、車の利用価値をさらに高めています。
スポーツモード、パワーモード、グラベルモードなど多彩な走行モードが用意されており、パドルシフトによる回生ブレーキの調整も可能です。これにより、ドライバーの好みに合わせて車の挙動を細かく調整できます。
さらに、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」を搭載しており、精密な車両制御が可能です。コーナリング時の安定性と走行性能が向上し、より安全で快適なドライブを実現しています。
装備と機能
装備面でも最新の技術が盛り込まれています。ヤマハ株式会社と共同開発した「プレミアム」と「アルティメット」の2つのグレードのオーディオシステムを搭載し、音質と臨場感が大幅に向上しました。高周波のジェネレーター音がカットされ、車内の静粛性も高まっています。
大型化されたスマートフォン連携ナビゲーションを搭載し、コネクテッド機能も拡充され、利便性が向上しています。
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アウトランダーPHEVがマイナーチェンジ、2024年秋
三菱自動車は、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデル(以下「アウトランダーPHEV」)の大幅な改良を発表し、2024年秋から国内市場で発売を予定しています。
今回の改良では、PHEVシステムの進化に加え、内外装の質感も向上させています。機能向上を伴った実質的な値上げも実施される見込みです。
新型「アウトランダーPHEV」には、新開発の大容量・高出力の駆動用バッテリーが採用され、従来の20kWhから新型22kWhにアップグレードされることが想定されており、これによりEV走行距離が大幅に延長されるとともに、さらにレスポンスが向上した滑らかで力強い加速が実現されています。
また、フラッグシップモデルにふさわしく、スマートフォン連携ナビゲーションのディスプレイサイズが従来の9インチから12.3インチに大型化され、シートベンチレーションの新規採用により、インテリアの快適性が大きく強化されています。
さらに、ヤマハ株式会社との共同開発による新しいオーディオシステムが搭載され、4つのサウンドタイプが選択可能となり、臨場感あふれる音響を提供します。ヤマハの音楽思想に基づいたチューニングに加え、ドア設計の見直しなど、車体構造にも手を加え、最適な音響空間が追求されています。この協業については、すでに2023年に発表されており、今回の新型「アウトランダーPHEV」への搭載がその成果です。
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アウトランダーが一部改良、2023年12月
アウトランダーが一部改良を受けて、2023年12月7日に発売となった。また、特別仕様車「BLACK Edition」は名称が継続設定されるものの、従来のGグレードベースから、新型はPグレードベースとなるなど商品力が大幅向上し、2024年2月8日より販売が開始される。
消費税込み車両本体価格は、4,995,100~6,304,100円となる。値上がり幅は、154,000~944,900円となった。
グレード | 消費税込み車両本体価格 | |||
旧価格(円) 2023年2月 |
新価格(円) | 差額(円) | ||
M | 5人乗り | 4,841,100 | 4,995,100 | 154,000 |
G | 5人乗り | 5,179,900 | 5,498,900 | 319,000 |
7人乗り | 5,271,200 | 5,590,200 | 319,000 | |
P | 7人乗り | 5,705,700 | 6,023,600 | 317,900 |
特別仕様車BLACK Edition | 7人乗り | 5,359,200 | 6,304,100 | 944,900 |
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新型アウトランダー通常モデル(M,G,P)の主な変更点
新型アウトランダーの主な変更点は、従来のUSB Type-CとType-Aに加えて、新たにHDMIポートが全グレードに標準装備された。このHDMIポートの追加により、スマートフォンやタブレットなどの画面を車のスマートフォン連携ナビゲーションに出力できるようになり、車内での待ち時間に動画などを楽しむことが可能になる。
また、ヘッドライトウォッシャー(Mグレードを除く)やLEDリヤフォグランプも標準装備された。これらの機能は悪天候時に特に役立つもので、降雪地域や長距離ドライブなど運転が不安なシーンでの安全性を高めることが狙いだ。
ボディカラーにも変更が加えられた。2トーンにはブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック、モノトーンには新たにグラファイトグレーメタリックが設定され、全12色の展開となった。
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新型アウトランダー 特別仕様車「BLACK Edition」の変更点
アウトランダーの特別仕様車「BLACK Edition」は、従来型の「G」グレードベース(5人乗り/7人乗り)から、新型は「P」グレードベース(7人乗り)へ変更となった。これにより、ヘッドアップディスプレイやBOSEプレミアムサウンドシステムが含まれるなど、装備が充実した。また、電動パノラマサンルーフが特別装備された。
エクステリアに関しては、ダイナミックシールドをグロスブラック、サイドウインドウモールをブラックにすることで、より精悍なスタイリングが実現された。さらに、グロスブラックのルーフレールが標準装備とされている。
ボディカラーは、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカを「BLACK Edition」専用色として設定された。この他にも、2トーン3色とモノトーン2色を合わせた、合計5色のボディカラーが展開されている。なお、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカは有料色で、55,000円(消費税10%込)が必要となる。
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アウトランダー 一律22万円の値上げ、2023年2月
三菱自動車は、「アウトランダー」の値上げを2022年12月に発表した。全グレードにおいて、一律22万円の値上げとなり、2023年2月1日から改定となる。
現行の3代目アウトランダーは、2021年12月にフルモデルチェンジ発売。その後、2022年10月には一部改良を受けて、仕様向上に伴う値上げも一部グレードで実施されていた。今回発表された値上げは、一部改良から3か月余りでの実施となるが、仕様向上は発表されていない。値上げの理由として、バッテリー材料をはじめとする原材料価格、並びに輸送費などを含む全般的なコスト上昇に伴うものとしている。
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新型アウトランダー 価格表 2023年2月1日
グレード | 旧価格(円) 2021年12月 |
差額 | 旧価格(円) 2022年10月 |
差額 | 新価格(円) 2023年2月 |
|
M | 5人乗り | 4,621,100 | 0 | 4,621,100 | 220,000 | 4,841,100 |
G | 5人乗り | 4,904,900 | 55,000 | 4,959,900 | 220,000 | 5,179,900 |
7人乗り | 4,996,200 | 55,000 | 5,051,200 | 220,000 | 5,271,200 | |
P | 7人乗り | 5,320,700 | 165,000 | 5,485,700 | 220,000 | 5,705,700 |
特別仕様車 BLACK Edition |
5人乗り | 5,047,900 | 220,000 | 5,267,900 | ||
7人乗り | 5,047,900 | 220,000 | 5,359,200 |
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新型アウトランダー PHEV 特別仕様車「BLACK Edition」、一部改良と値上げ、2022年10月
三菱自動車は、クロスオーバーSUV「アウトランダー PHEV」に、ブラックのアクセントカラーを内外装の要所に配した特別仕様車「BLACK Edition」が設定された。また、標準車はコネクティッド機能を充実させるなど一部改良を受け、2022年10月27日に発売された。
特別仕様車「BLACK Edition」の商品概要
特別仕様車「BLACK Edition」は、「G」グレード(7人乗り/5人乗り)がベースとなり、内外装のブラックアクセントを特徴としたモデルとなる。
エクステリアでは、フロントグリル、スキッドプレート(フロント/リア)、ドアミラーがブラックで統一されるとともに、グロスブラックのセンターピラーとクォーターピラー、専用ブラック塗装20インチアルミホイールが採用された。
インテリアでは、ブラックの天井色とレーザーエッチング加工が施された専用シフトパネルが採用される。
ボディカラーは、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカが「BLACK Edition」専用色として設定され、2トーンは4色、またモノトーンは2色の合計6色のボディカラーがラインアップされる。
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新型アウトランダーPHEV 通常モデル、一部改良のポイント
通常アウトランダーPHEVの一部改良では、車内Wi-Fiのインターネット接続が導入された。
さらに、スマートフォンアプリ「My MITSUBISHI CONNECT」の新機能として、「リモートドアロック/アンロック」機能が追加された。
遠く離れた場所からでも、本アプリを使ってドアの施錠・解錠が可能となった。
ボディカラーは、2トーンにレッドダイヤモンド/ブラックマイカ、スターリングシルバーメタリック/ブラックマイカの2色が新たに設定されるなど、全13色のラインアップとなった。
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新型アウトランダーの予約状況は好調、フルモデルチェンジから販売2年目
三菱・アウトランダーは2021年12月に日本発売したモデル。ルノー・三菱・日産アライアンスで共用されるCMF C/Dプラットフォームをベースに開発され、日産の新型エクストレイルとは兄弟車種の関係にある。国内向けでは、エクストレイルよりもアウトランダーが先行導入されてきた。新型アウトランダー日本仕様のパワートレインとしては、2.4L PHEVが採用される。
アウトランダーPHEVの国内販売は計画以上を達成、2021年12月フルモデルチェンジで一新
アウトランダー PHEVモデルは2021年12月のフルモデルチェンジ発売以降、これまでに計画を上回る受注を獲得してきた。2021年度はPHEV国内販売でトップとなる5,338台を販売し、2022年度上期も1万台以上の販売実績をあげている。
新型アウトランダーの納期は半年前後で推移
共通プラットフォームである新型エクストレイルの発売が遅れたこともあってか、アウトランダーは多くのオーダーを獲得することができた。納期は6ヶ月前後となるケースが多いようで、やはり手に入れるのに時間がかかる状況となっている。
北米向けには、2.5L コンベンショナルガソリンエンジンのPR25DD型が搭載されてきた。一方でPHEVについては、日本とニュージーランドで先行導入されてきており、さらに2022年8月15日からオーストラリアでの販売をスタートさせている。
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アウトランダーがフルモデルチェンジ、2021年12月
三菱自動車は、新型クロスオーバーSUV『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを2021年12月16日に発売した。約9年ぶりとなるフルモデルチェンジとなり、シリーズ3代目となる新型アウトランダーの国内販売がスタートした。
2021年10月28日より先行注文が開始されていたが、その受注台数は約1か月半の期間で月販売目標台数1,000台の約7倍となる6,915台を達成した。
2021年12月、フルモデルチェンジ初月の販売台数は1,104台で、これは前月79台の約14倍となった。
三菱のPHEVモデルは、新型『アウトランダー』と『エクリプス クロス』の2車種に設定される。なかでも新型『アウトランダー』のPHEVモデルは、力強く存在感のあるエクステリア、上質で先進的なインテリアとし、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルとなる。
グレードは、運転支援技術を備えたベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など充実装備の「G」(5人乗り/7人乗り)、そのうえで上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した最上級の「P」(7人乗り)の3グレード展開となる。
先行予約の状況は、最上級のPグレードが最も多く受注の76%を占める。次いで、Gグレードの5人乗りが16%となった。
新型アウトランダーと新型エクストレイルはプラットフォーム共用
三菱が日産・ルノーのアライアンスに加わったのが2016年。当時から予想されていたのが、アウトランダーと日産・エクストレイルのプラットフォーム共用であった。これが5年の歳月を経て実現した。
CMF-C/Dプラットフォームを共用しながらも、国内向けのパワートレインに関しては、各メーカーで独自に開発を進めてきたものが採用された。なかでも国内向けアウトランダーには、新世代化したPHEVシステムが搭載された。
モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長が実現した。
ホイールベースは従来型2,670mmから新型2705mmに延長された。3列7人乗りを実現し、SUVとしての居住性と利便性が高められた。
アウトランダーのフルモデルチェンジ、先行発売された北米仕様では2.5Lガソリン車
フルモデルチェンジを受けた新型アウトランダーについては、先に北米仕様が2021年2月に発表、同年4月に発売されていた。
この北米仕様に搭載されるのは、新開発2.5LガソリンエンジンのPR25DD型で、プラットフォーム共用される新型日産・ローグ(エクストレイルの北米向け姉妹車)と同タイプのパワートレインとなった。
2.5Lガソリンエンジンモデルについても、日本市場での導入が期待されるが、現在のところ、公式にはそういった情報は無い。ちなみに従来型日本仕様のコンベンショナルガソリンエンジン車は、アウトランダーは2.4L、エクストレイルは2.0Lであった。
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独自の新世代PHEVシステム
新型アウトランダーPHEVは電動車としての魅力をいっそう高めるためPHEVコンポーネントが刷新され、EV航続距離が延長された。さらにEVらしい加速感が向上した。フロント及びリヤモーター、駆動用バッテリーの出力は約40%高められ、アクセルを強く踏み込むシーンでも極力エンジンを始動せず、EV走行の維持が可能とななった。高出力なツインモーター4WDならではの滑らかで力強く気持ちの良いモータードライブが実現された。
バッテリーは大型化された
駆動用バッテリーは、総電力量として20kWhに大容量化されており、EV走行換算距離(等価EVレンジ)をWLTCモード最大87kmとすることで、エアコンなどを使用した場合でも十分な航続距離が確保される。併せて充電頻度の低減にも貢献している。また、ガソリンタンク容量が増大しており、EV走行とハイブリッド走行を組み合わせた総合航続可能距離が大幅に拡大した。
フロントモーターに昇圧機能を追加
フロントモーターのパワードライブユニットには昇圧機能が新採用された。フロントモーターへの供給電圧を高めることで強力な駆動力が発揮され、同時にジェネレーターの発電効率も高めることで電費低減を実現した。
リヤモーターユニットの搭載位置変更で静粛な後席を実現
リヤモーターとコントロールユニットは一体化されており、サードシート設置に必要なフロアスペースを確保することで、7人乗りシートレイアウトを実現。さらに、ユニットの搭載位置をキャビン外側としたことで高周波ノイズがシャットアウトされ、高い静粛性が実現された。
アクセルオフでエンジンブレーキ風の制動を得るモードを新設
アクセルペダルだけの操作で加減速することができるイノベーティブペダル オペレーションモードが新たに設定された。減速時にブレーキペダルに踏み替える必要がなく、アクセルペダル操作だけで適切な制動力が発生する。結果、ステアリング操作に集中することができ、雪道などの滑りやすい路面などでの安全走行に貢献する。このほか、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替えが減ることによる疲労軽減効果が期待できる。
後輪側にブレーキAYC機能を追加
前後それぞれに1基ずつ駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDをベースとした車両運動統合制御システムS-AWCに、新たに後輪側にもブレーキAYC機能が追加された。これにより、前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪ですることができ、四輪全てのタイヤ能力をいっそうバランスよく、最大限に引き出すことが可能となった。それにより、ドライバーの思い通りのハンドリングと高い操縦安定性が実現された。
高速道路 同一車線運転支援「MI-PILOT」、停車30秒以内自動発進
進化した高速道路 同一車線運転支援機能「MI-PILOT」を搭載。「レーダークルーズコントロールシステム[ACC]」と「車線維持支援機能[LKA]」を統合したこの制御は、車間距離と車線中央をキープしながら走行することで運転をサポートします。また、速度標識を認識し設定速度を自動で切り替えるほか、ナビリンク機能による地図情報を活用した、高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に自動で調整。渋滞時でも停車後約30秒以内の自動発進を実現するなど、高速道路の長距離走行や渋滞時の疲労が低減される。
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新型アウトランダーPHEV 一部改良、特別仕様車まとめ
まとめ更新日: 2024/11/01
アウトランダー マイナーチェンジ2024年10月
- ビッグマイナーチェンジ 日本仕様 2024年10月31日発売
- 欧州仕様が先行発表
- エンジンフードのカット位置の変更
- グリルデザイン
- メーターの改良
- シートに吸引タイプのベンチレーション機能を追加
- PHEVシステムが大幅改良
- バッテリー容量が20kWhから22.7kWhに増加
- 新型電池の採用
- 熱管理の改善
アウトランダー フルモデルチェンジ 2021年12月
- 2021年12月 日本仕様フルモデルチェンジ発売
- 計画を上回る予約状況で、納期は半年前後のケースが多い
- 2022年10月27日 一部改良、特別仕様車を発売
- 2023年12月7日 一部改良し発売
- 2024年2月8日 特別仕様車を発売
アウトランダー 2024年2月8日 特別仕様車
- 特別仕様車「BLACK Edition」の名称は継続
- 従来の「G」グレード(5人乗り/7人乗り)から、新型は装備充実の「P」グレード(7人乗り)へ変更
- このため価格は大幅アップ
- 電動パノラマサンルーフ
- グロスブラックのルーフレールが標準装備されている。
- ボディカラーはグラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ(税込み55,000円)を「BLACK Edition」専用色として設定
アウトランダー 2023年2月7日 一部改良
- 値上げ
- 全車にHDMIポートが標準装備
- ヘッドライトウォッシャー(Mグレードを除く)やLEDリヤフォグランプが標準装備
- ボディカラーの変更
アウトランダー 2022年10月27日 一部改良、特別仕様車
- エントリーグレードの「M」を除き、値上げ
- 車内Wi-Fiインターネット接続に対応
- スマートフォンアプリで、リモートドアロック/アンロックに対応
- 特別仕様車「BLACK Edition」は、「G」をベースに、専用デザイン内外装が与えられる