【新着】三菱アウトランダーのフルモデルチェンジ、日本仕様はPHEVが先行

アウトランダー

アウトランダーPHEVが2021年末頃に発売される見込み

三菱では、アウトランダーの9年ぶりとなるフルモデルチェンジの準備が進められている。既に北米仕様が2021年2月に発表されており、その姿を確認することができる。

アウトランダー岡崎工場

アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

この北米仕様に搭載されるのは、新開発2.5LガソリンエンジンのPR25DD型で、プラットフォーム共用される新型日産・ローグ(エクストレイルの北米向け姉妹車)と同タイプのパワートレインとなる。

アウトランダー 北米仕様

アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

気になるのは、日本仕様に搭載されるパワートレイン、そして発売時期である。

アウトランダー 岡崎工場 北米仕様

アウトランダー北米仕様 (岡崎工場)

現行の国内向けアウトランダーの状況を確認しておくと、ガソリンエンジン搭載モデルの販売が既に終了しており、PHEVのみの販売体制となっている。
この現状をどう読み解くかも、次期アウトランダー日本仕様を考える上で重要となってくる。

アウトランダー 北米仕様 1

アウトランダー 北米仕様

まずPHEVのパワートレインについては、新開発のシステムが導入されるということであった。ドライブモーターはフロント1機、リア2機となり、現行システムからモーター数が増やされる見込み。ただし、新開発PHEVの市販化は遅れるという情報が先にあったため、フルモデルチェンジ当初に導入されるのは、ガソリンエンジン仕様に限定されるという憶測が広がった。実際に米国向けの現行ラインアップでは、新型アウトランダーガソリン仕様と旧型アウトランダーPHEVが併売されている状況であり、将来の日本向けラインアップもこれと同じになったとしても不思議ではない。さらに、従来型ガソリン車が早く販売終了となったことも、新型ガソリン車の発売を予感させるものであった。

アウトランダー インテリア

アウトランダー 北米仕様

しかしその後、「新型アウトランダーPHEVの導入時期は2021年12月」と日刊自動車新聞によって報じられたことで、流れが変わってきた。

次期型のアウトランダー日本仕様はPHEV専用車としてのデビューになる。

なお2.5Lガソリンエンジンモデルに関しては、そもそも日本市場で導入されない可能性も一部で指摘されていた。従来型日本仕様のコンベンショナルガソリンエンジン車は、アウトランダーは2.4L、エクストレイルは2.0Lであった。環境対策に厳しいこのご時世で、非電動化パワートレインの排気量を大幅にアップさせるにはそれなりの理由が必要になる。

アウトランダー 2列目シート

アウトランダー 北米仕様

新型アウトランダーPHEVの国内向けスケジュールについて。2021年10月の東京モーターショーでの参考出品が予想されたが、これは開催が中止となった。それでも同時期の発表は行われそう。その後、2021年末の予約受注スタート、2021年度内の発売および納車スタートが予想される。

アウトランダー 三列目シート

アウトランダー 北米仕様

アウトランダーのティザーとエンゲルベルクツアラーを比較

三菱自動車はコンセプトモデル、エンゲルベルクツアラーを2019年のジュネーブモーターショーで公開していた。エンゲルベルクツアラーはその後、2019年10月の東京モーターショーでも公開され、この時点で日本導入されるモデルを意図したコンセプトカー、つまり次期アウトランダーである可能性が高まった。ただし、現行型アウトランダーとはあまりにもイメージが異なることから、これに忠実な市販型が登場することは、自動車リサーチも予想はしていなかった。

新型アウトランダーとエンゲルベルクツアラーと比較していくと、再現度の高さに驚く。

次期アウトランダー コンセプト

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー 市販型

アウトランダー 北米仕様

フロントは最新型ダイナミックシールド

フロントは三菱のファミリーフェイスであるダイナミックシールドが採用される。点灯している横長のシャープな光は、市販型ではデイタイムランニングライトになり、ヘッドランプは中段外側の横3本ラインの場所に置かれた。
三菱のダイナミックシールドは、デリカD:5のマイナーモデルチェンジ以降、迫力をより増したものに変化したが、これと共通する点灯パターンとなる。

エンゲルベルクツアラー フロントグリル

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー フロントグリル

アウトランダー 北米仕様

さらに新型アウトランダーでは、シーケンシャルターンライトが装備され、これは前述のデイタイムランニングライトの底辺ラインに置かれる。

ルーフラインは水平で低くなった

ルーフラインは近年のSUVデザインのトレンドであったファストバック調から脱却している。ほぼ水平に設置されたルーフからは、ヘッドクリアランスが確保された、広々とした後席が想像できる。

アウトドアツールなどをしっかり積載できるラゲッジを備えた硬派なスタイリングもエンゲルベルクツアラーで示されたものと変わりがない。

エンゲルベルクツアラー 三菱

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー 三菱

アウトランダー 北米仕様

斜め後ろからはイヴォーグ風

リアコンビネーションランプはレンジローバー イヴォーク風で、水平基調の細長いラインで表現された。これはサイドのキャラクターラインにも繋がっている。

エンゲルベルクツアラー リアコンビネーションランプ

エンゲルベルクツアラー

アウトランダー リアコンビネーションランプ

アウトランダー 北米仕様

斜め後方からのアングルでは、細いデイタイムランニングライトがサイドに回り込む。このあたりもイヴォーグの細長いヘッドランプ目尻を彷彿とさせるものがある。エンゲルベルクツアラーにあったフロントドアパネル前方のメッキ装飾は無くなっているように見える。

次期アウトランダーと次期エクストレイルは共通プラットフォーム

次期アウトランダーは、日産の次期エクストレイルとプラットフォーム共用される。

新型ローグ

日産新型ローグ(北米)

北米向けにはエクストレイルの兄弟車である日産・ローグの新型が、既にデビューを果たしている。

新型ローグ リアコンビネーションランプ

日産新型ローグ(北米)

新型ローグのボディサイズは、全長4648×全幅1839×全高1699mm。

そして、新型アウトランダーのボディサイズは、

  • ホイールベース 106.5インチ(換算2705mm)
  • 全長185.4インチ×全幅73.3インチ×全高68.8インチ(換算4709mm×1862mm×1748mm)

となる。

従来型アウトランダーのボディサイズ 全長4695×全幅1800×全高1680mmと比較して、長さはほぼ変わらず。車幅はワイドになり運転感覚は変わりそう。ルーフは低くスポーティーとなった。

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