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ミラージュの車名を復活、三菱の新型コンパクトカー
三菱の新型コンパクトカーが東京モーターショーで発表された。
車名には、ミラージュが復活採用される。
エンジンは新開発された1L 3気筒MIVECを搭載。
アイドリングストップを装備し、10・15モード燃費は30.0km/Lになるとされている。
この数値は、マツダ・デミオ スカイアクティブと同等ということになるが、低価格車のミラージュで達成することは、評価されるはず。
ボディサイズ的には、少し小さめのコンパクトカー、日産・マーチと同クラスになる。
(写真は東京モーターショーにて出展された新型ミラージュ)
新型ミラージュのエクステリアについては、保守的で印象に残りづらく、否定的な意見もある。
しかし、長く乗っても飽きのこないデザインとも言えるだろう。
フロントシートは凡庸だが、手抜き感はなくしっかりしている。
内装は超シンプル。プラスチック質感は悪くない。
展示車両だけに、パーツのチリ合わせが甘いということはないが、タイ生産の量産車でどこまでのクオリティが出せるかが評価の分かれ目になるだろう。
リアシートの広さはこのクラスとしては上出来。
新型ミラージュのウリの一つになるはず。
新型ミラージュは、タイからの輸入車になる
新型ミラージュは三菱車でありながら日本生産ではなく、現在タイに建設中の新工場で生産されるという。
まずは、2012年3月からアジアでの販売が開始され、その後、2012年夏頃を目処に日本でも輸入販売される予定だ。
ライバル車のマーチが、ダウンサイジングモデルチェンジしてから、日本市場では人気を落としている。
このミラージュもコルト以下の人気になるのだろうか。
新型ミラージュの価格は、最も安いグレードで98万円。
恐らくこれは商用グレードに相当する装備になると思うが、この100万円を下回る価格と10・15モードで30.0km/Lという燃費性能であれば、ある程度の法人需要を飲み込むはずだ。