ランエボ最終モデルは480psの潜在能力、オートサロンのコンセプトが市販
三菱自動車はランサーエボリューション ファイナル コンセプトを今月開催された東京オートサロン2015で出展した。
(写真はランサーエボリューションX ファイナル コンセプト、東京オートサロン2015)
ショーモデルとしては地味なマットブラック塗装ボディではあるが、圧倒的な存在感を放つ。
ランサーエボリューションX ファイナルは2015年夏の発売になりそう、市販型は350ps程度の予測
ランサーエボリューションは1992年に発売された初代モデルを祖とするシリーズ。これまで日本のスポーツセダンの代表的車種の一つとしてポジションを築いてきた。しかし、10作目となる現行ランサーエボリューションXを以ってシリーズは終了し、絶版となることが決定している。後継車種に相当する別モデルも計画されていないとのことだ。
ランサーエボリューションは三菱の一時代を築いたとも言えるシリーズであるわけだが、このファイナル コンセプトの市販型がランエボ最終モデルということになる。
(ランサーエボリューションX GSR 市販型北米仕様)
ランサーエボリューションX ファイナル コンセプトは、現行ランサーエボリューションX GSR、5MT仕様をベースにチューンナップを受けたモデルとなる。
エンジンスペックは、市販のベースモデルの段階では直4 2.0L 4B11型ターボエンジンの搭載で最高出力300psということであるが、HKS製によるスポーツタービン、吸排気系パーツ、燃料系パーツ、冷却系パーツ、ECUを装備することで、最高出力は480psにまで高められる。
このままの出力セッティングで市販というわけにはならないが、それでも最高出力として350ps程度が見込まれる。2015年夏頃の発売となるだろう。