GLAが発売予定、メルセデス・ベンツがコンパクトSUVに参入
今年2013年の上海モーターショーでは、メルセデス・ベンツの新型クロスオーバーSUVとしてGLAコンセプトが公開された。その市販モデルのワールドプレミアが2013年9月開催のフランクフルトモーターショーで行われる見込みだ。これに先立ちメルセデス・ベンツは市販型GLAのスケッチ画像2枚を公開した。
GLAコンセプトのエクステリアデザインから大きくは変わらず
公開されたスケッチ画像を上海のGLAコンセプトと比較すると、フロントデザインはほぼ同じといった印象である。ただしリアデザインはハッチゲート周辺のラインに変化が確認でき、より洗練さが加わったと感じた。元来このGLAは、新型Aクラスと車体の多くが共通化される派生車という立ち位置で存在している。そのため市販型のGLAは、Aクラスの影響を強く受けたエクステリアデザインになるという話もあった。しかし、このスケッチを見る限り、基本的にはGLAコンセプトから大きく変わらないものと受け取れる。
(写真はGLAコンセプト、上海モーターショー2013)
また、GLAコンセプトのボディサイズは、全長4383mm×全幅1978mm×全高1579mm、ホイールベースは2699mmであった。テストカーとして偽装パネルが貼られたGLAの目撃情報も多くあがっているが、これによれば市販型GLAのボディサイズはコンセプトGLAをほぼ踏襲すると予測されている。2mに届きそうな全幅は、コンパクトながらも迫力のあるエクステリアデザインの所以でもあるわけだが、日本市場では駐車場等の事情で敬遠されることになるだろう。
そして、メルセデスベンツ日本のボデルケ副社長によって明言された通り、日本市場の発売が確定している。その導入時期は2014年頃という予測だ。
追伸、新型GLAをメルセデス・ベンツが発表
追伸となるが、写真は発表されたGLA 250 4MATIC 。
やはり、コンセプトGLAのデザインをほぼそのままの形で市販化させたようです。