C180、C250、C63AMG ブルーエフィシェンシー クーペ、Cクラスクーペが追加

メルセデス・ベンツ

Cクラスクーペ(C180、C250、C63AMG)が追加ラインアップ

これまでセダン、ステーションワゴンとラインアップされてきた3代目Cクラスに、クーペモデルが追加されている。価格は、C180クーペが435万円から、C250クーペが598万円から、C63AMGクーペが1085万円からとなっている。
実用性の高いセダンやステーションワゴンではなく、あえてクーペを選ぶと言うのであれば、C180よりも3タイプの中では真ん中のポジションにあたるC250がメイングレードとなりそうだ。
C250ブルーエフィシェンシークーペのボディサイズは、全長4640mm×全幅1780mm×全高1390mmで、ホイールベースは2760mm。ブルーエフィシェンシーの名の通り、環境に配慮した装備がされているのが特徴だ。C180とC250のパワートレーンには、1.8Lの直噴&ターボの低燃費エンジンと7速の多段ATの組み合わせ。さらに、アイドリングストップ機能まで装備される。C250ブルーエフィシェンシークーペはC180ブルーエフィシェンシークーペに対して、エンジンが高出力タイプになっているのだが、それでも燃費性能はC180クーペとほぼ変わらず、JC08モードで13.2km/Lという数字を出している。

(写真はC250ブルーエフィシェンシークーペ)
C250ブルーエフィシェンシー クーペ

(V8 6.3L搭載のC63AMG)
C63AMG

Cクラス、ブルーエフィシェンシークーペは、乗り心地の良さが高評価

一般的にクーペモデルは、セダンよりもスポーティーな味付けにされやすい。しかし、今回のCクラスブルーエフィシェンシー・クーペに限っては、ベースとなっているCクラスセダンよりも、コンフォートに仕上がっている。
セダンでは、時折感じられる突き上げ感が、このクーペでは18インチタイヤを履いているのにもかかわらず解消されている。ダイナミックハンドリングエディションでは可変ショックアブソーバも装備される。
逆に一般的なクーペのイメージから、スポーツ性能を求めるなら、メイングレードのC250ブルーエフィシェンシークーペは物足りなく感じるはず。車両重量は1580kgで、それに対する最高出力は204PS、最大トルクは31.6kgmと、加速感はあくまで「必要十分以上」というレベルだ。メルセデス特有の落ち着いた乗り味も相まって、スポーツカーのようなものを期待すると満足できないと感じるだろう。

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