Aクラスのマイナーチェンジモデルが日本発表、エクステリア変更は少ない
メルセデスベンツのAクラスがマイナーチェンジを受けて11月26日に日本発表された。
2013年から販売される現行型Aクラスは、今年2015年に欧州でフェイスリフトが発表されたばかり。フロントグリルのスリーポインテッドスターを支える左右のバーがAMGを除き1本タイプに統一された。この他LEDパフォーマンスヘッドライトの標準装備化などもあるが、エクステリアの変更はマイナーチェンジと呼ぶには軽微なものである。
(写真は新型Aクラス、フランクフルトモーターショー2015)
新型AクラスはPerfumeの新プロモーション、車両価格296万円のゴルフイーター
メルセデスベンツは2015年に入ってから日本での販売台数が好調だ。上半期では、長らく輸入車ナンバーワンであったフォルクスワーゲンを超える勢いの販売実績が話題となった。その後、フォルクスワーゲンは自身の排ガス不正問題により販売が低迷しており、2015年の輸入車販売台数はメルセデスベンツが首位となることが確定的となっている。ここから始まる輸入車ナンバーワンの座を盤石なものとするための重要なモデルが新型Aクラスというわけだ。
新型Aクラスのグレード構成は主に5つに別れており、税込296万円のA 180 Style(受注生産)、326万円のA 180、387万円のA 180 Sports、529万円のA 250 SPORT 4MATIC、713万円のMercedes-AMG A 45 4MATICとラインアップされる。
中でもA 180 Styleは車両価格が200万円台に抑えられた戦略的なモデル。266万円からラインアップされるフォルクスワーゲンのCセグメントハッチバックカー、ゴルフに対抗できる車両価格が与えられている。
Perfumeを起用したフルモデルチェンジ並に大掛かりなプロモーション「Next Stage with YOU」もスタートしており、新型Aクラスの販売に期待がかかる。