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マツダ・次期ロードスターの開発に遅れ、発売は2015年になってからが想定される
マツダではND型 次期ロードスターの開発が進められている。ただし、その進捗は当初想定されていたスケージュルよりも遅れているようだ。来月開催される東京モーターショー2013では、次期ロードスター コンセプトが披露されることが期待されていたが、これは出展されない見込みとなった。
(写真は現行NC型ロードスター欧州仕様Mazda MX-5)
次期ロードスターの進化は軽量化に表れる、アルファロメオ車体は1750BT搭載か
さて、次期ロードスターは軽量化が進化のポイントとなる。ボディサイズこそ初代モデルから大きく変わることは無かったが、モデルチェンジの度に重量増を伴いエンジン排気量も大きくなっていた。次期ロードスターでは、軽量で取り回しのいいオープンカーをコンセプトに原点回帰することになる。安全装備の充実や剛性アップを盛り込んだ上で、車体重量は初代NA型ロードスターと同レベルの1t未満になるだろう。
また、主力エンジンは新型アクセラに搭載される1.5LのスカイアクティブGをベースにしたものが想定され、高回転を重視したセッティングがなされるはずだ。
現在想定される次期ロードスターのスケージュルは、2014年春のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルの発表。その後、2014年秋のパリサロンで市販プロトの公開となり、発売時期は2015年に入ってからが想定される。
一方で次期ロードスターと言えば、アルファロメオへの車体供給も話題の一つであった。これに搭載されるエンジンの候補としては1750TB型が考えられる。これは1.75Lの直噴ターボエンジンでアルファロメオ側で組み立てられたエンジンユニットが広島まで運ばれ、マツダの工場で完成車体の組立が行われることになる。
最近のアルファロメオではスポーツクーペの4Cが発売されて間もないが、これよりも下の車格のオープンクーペとしてアルファロメオ側の車種はラインアップされることになる。こちらは次期ロードスターの発売から1年遅れとなる2016年のデビューが計画されている。