マツダがKOERUを発表、KODOコンセプト採用の新型クロスオーバーSUV
マツダは新たなクロスオーバーSUV車種のコンセプトモデルとして「越(KOERU)」を2015年9月15日よりドイツで開催されるフランクフルトモーターショーで公開することを発表した。これに先駆けてスケッチを一枚公開している。
マツダのデザインコンセプト、「魂動(KODO)」が、このKOERUにも採用されていることがフロントのグリルデザインを見て判断できる。
KOERUの正体は?次世代SUVのCX-7後継モデルを予測
このKOERUコンセプトがいかなるモデルの次世代型を意図しているのか、マツダのSUVモデルを振り返ってみる。
(写真はCX-3)
まず、CX-3はまだ発売されたばかりで次期コンセプトが出されるタイミングではない。
(写真はCX-5)
CX-5は2012年の発売であった。ただし次期コンセプトとなるとまだ少し気が早いか。
(写真はCX-7)
CX-7は一部市場を除き販売が終了しており、現行アテンザがベースの後継モデルを開発中との情報があった。
(写真はCX-9)
CX-9はMPVと統合され次期モデルが開発中ということであった。
(写真はアクセラ)
さらに、アクセラをベースにしたSUVテイストモデルが追加されるという噂もある。
このKOERUの正体について、現在のところ公式な情報は無い。ただし発表が欧州であることを考えると北米向けCX-9を発表する場としては相応しくないだろう。さらにアクセラのSUVテイストモデルは単なる派生車であるから、コンセプトカーが発表されるほどのモデルではなさそう。そうなると欧州での販売が好調なMazda 6(アテンザ)をベースにした次世代SUVモデル、つまり次期CX-7である可能性が高いと考える。
いずれにせよフランクフルトモーターショーは約1ヶ月後に迫っている。KOERUの実車が披露されれば、より正確に判断することができるだろう。