スカイアクティブX 2.0Lはマツダ3から搭載スタート
マツダの新世代ガソリンエンジンとして注目されているのが、予混合圧縮着火(HCCI)技術を採用したSKYACTIV-Xである。その排気量2.0Lバージョンがアクセラ後継の新型MAZDA3に搭載されることは公式にも発表されており、多くのファンが知るところとなった。
新型MAZDA3の日本導入時期について、まだ正式なアナウンスは無いが、SKYACTIV-GおよびSKYACTIV-D搭載グレードが2019年春頃。SKYACTIV-X搭載グレードは少し遅れて2019年秋頃の発売になるのではと予想されている。
SKYACTIV-Xに直列3気筒 1.5Lあり、デミオ後継に搭載の可能性
そして、SKYACTIV-Xにはワンサイズ小さい、1.5Lバージョンが開発中となっている。シリンダー数が一つ減らされた、直列3気筒エンジンに仕上げられる見込みである。
SKYACTIV-X 1.5は、デミオ後継モデルから搭載がスタートすることが予想される。おそらく国内車名はグローバル共通のMAZDA2となっているはず。
現行デミオは、既に1.3Lガソリンモデルが廃止され、SKYACTIV-G 1.5とSKYACTIV-D 1.5の2種類のラインアップに絞られている。廉価グレードが無くなったことで、Bセグメントコンパクトのカテゴリにおいてもプレミアム化を狙うマツダの意志を感じることができる。さらにSKYACTIV-X 1.5を投入できれば、MAZDA2のブランドイメージは大きく向上することになるだろう。
現行デミオは2014年発売モデルで、2020年後半ぐらいの後継モデル発表が予想される。
このほかSUVのCX-3についてもSKYACTIV-X 1.5がマッチするはずで、こちらは2021年あたりの次期モデル発表に期待したい。