CX-5に新世代SKYACTIV-D 2.2エンジンを導入、最高出力190psにアップ

マツダ

CX-5のSKYACTIV-D 2.2が進化、急速多段燃焼技術を採用

マツダの現行CX-5は昨年2017年に発売された2代目モデル。まだフルモデルチェンジから間もないタイミングであるが、パフォーマンスアップが盛り込まれた改良が実施される。

(写真はCX-8 CUSTOM STYLE 2018 ショーモデル)
CX-5 CUSTOM STYLE 2018

SUV車種の強化によりブランドイメージを向上させてきたマツダであるが、なかでもディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dは初代CX-5から人気のパワートレインとして販売実績を積み上げてきた。そして2017年に発売された国内向けフラグシップSUVのCX-8より、SKYACTIV-D 2.2は新世代型に切り替わっており、これがCX-5にも導入される。

CX-5 CUSTOM STYLE 2018 リアコンビネーションランプ

新世代SKYACTIV-D 2.2エンジンの最高出力は従来比+11kWの140kW(190ps)、最大トルクは従来比+30Nmの450Nm(45.9kgfm)にまで向上する。このスペックアップは、超高応答マルチホールピエゾインジェクターの採用による急速多段燃焼技術によるものが大きい。高コスト部品ではあるが、デミオやCX-3のSKYACTIV-D 1.5にも今後導入される予定となっている。

(写真はSKYACTIV-D 2.2)

CX-5のSKYACTIV-Gも改良、2.5Lモデルは気筒休止システムを採用

ガソリンエンジンのSKYACTIV-Gにおいても、2.0Lと2.5Lでエッジカットピストン、低抵抗ピストンといった新技術が導入される。

さらにSKYACTIV-G 2.5では、気筒休止システムが採用される。一定速度の高速巡航といった低負荷走行時に、2気筒が休止することで燃費性能を向上させる。

新型CX-5の予約受付は既にスタートしており、2018年3月8日に発売日を迎える。

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