マツダ・CX-3が2014年11月にも正式発表の見込み、新型コンパクトSUV

マツダ

新型CX-3は新型デミオをベースに開発、正式発表は2014年11月頃の予測

マツダの新型SUV、CX-3の正式発表が2014年11月頃にも行われる見込みとなった。

(写真は新型デミオ)
デミオ

マツダではBセグメントカーのデミオが4代目へフルモデルチェンジ発表されたばかり。CX-3はこの新型デミオの車体をベースとしたコンパクトSUVで、これら2車種が並行して開発されてきた。

デミオ SKYACTIV-D 1.5

デミオは一足早くプロトモデルの発表があったが、なかでも注目されたのは新開発1.5LクリーンディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.5搭載車である。

マツダは国内メーカーの中ではハイブリッド技術に大きな投資をしてこなかったが、ディーゼルエンジン技術の開発に力を入れてきた。そして、CX-3にも新型デミオと同タイプの1.5Lディーゼルエンジンが搭載されることになる。

ガソリンエンジンモデルもラインアップされるが、新型デミオの1.3Lではなく、アクセラのSKYACTIV-G 1.5となりそうだ。

CX-3は世界戦略車、アジア新興国での販売も期待される、国内はヴェゼルがライバル

新型CX-3はグローバル販売も計画されている。国内向けモデルは宇品工場が生産を担当することになるが、タイ工場でも生産されこちらはアジア新興国向けとなる。日本あるいは欧州といった先進国では、デミオよりワンランク上のシティSUVといったキャラクターで販売されることになるだろうが、新興国では走破性に優れたエントリーSUVとして位置づけられるだろう。

(写真は日産・ジューク)
新型ジューク ジュネーブ2014

(写真はホンダ・ヴェゼル)
新型ヴェゼル

国内マーケットでは、日産・ジュークがモデル末期でかつての勢いは無い。トヨタもBセグメントSUVを新規開発中であるが発売はまだ先。というわけで、昨年登場したばかりのホンダ・ヴェゼルとの一騎打ちとなりそうだ。CX-3の発売日およびデリバリー開始時期は、2015年の年明け早々頃が予測される。

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