CX-3に2.0Lガソリンエンジンモデル追加、JC08モード燃費17.0km/L

マツダ

CX-3のガソリンエンジン車は、1.5Lではなく、2.0Lになる

マツダ・CX-3にSKYACTIV-G 2.0搭載モデルが追加発売されることになった。

(写真は現行CX-3)
CX-3 フロントグリル

CX-3にガソリンエンジンモデルが追加されることは何度か報告してきたが、その排気量は1.5Lになるとしてきた。しかし、これは誤りで、2.0LガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0が搭載されることがマツダから公式に発表された。また、発売日については2017年夏の発売となり、当初の予想の2017年秋から早くなる。

CX-3 バックドア CX-3 インテリア

CX-3の2.0Lガソリン車は出力重視、1.5Lディーゼル車はトルク重視

CX-3 2.0Lガソリン車のJC08モード燃費は、2WDモデルが17.0km/L、4WDモデルが16.6 km/Lとなる。トランスミッションは6速ATのSKYACTIV-DRIVEのみが発表されており、現行ディーゼル版にある6速MTはラインアップされない見込み。

CX-3 マツダ

現行CX-3 1.5Lディーゼル車のJC08モード燃費は、2WDモデルが23.0km/L、4WDモデルが21.0km/Lである。軽油が安いことや自動車税が排気量別でワンランク違うことも考慮すれば、維持費の面では現行1.5Lディーゼル車がかなり有利となる。

マツダCX-3

車両価格の安さがガソリン車のメリットということであったが、これも1.5Lでなく2.0Lであれば、1.5Lディーゼル車との差額は小さくなりそう。ただし、2.0Lガソリン車には装備の簡略で低価格化したエントリーグレードを設定してくることは予想される。

CX-3 リアコンビネーションランプ

CX-3は北米仕様でSKYACTIV-G 2.0搭載モデルが既に販売されており、日本導入されるガソリン版CX-3についてもおそらく、この北米仕様に近くなるだろう。CX-3 2.0Lガソリン北米仕様の最高出力は146hp(148ps)、最大トルクは146lb-ft(20.2kgfm)。現行のCX-3 1.5Lディーゼルモデルは、最高出力105ps、最大トルク27.5kgfmであるから、出力重視のガソリン、トルク重視のディーゼルといった差別化がしっかりされることになる。単に車両価格が安いガソリン車ではなく、プレミアムコンパクトSUVといったイメージに拘った仕様となりそうだ。

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