アクセラがマイナーチェンジ 写真画像

マツダ

アクセラが新型エンジン搭載でマイナーチェンジ

2011ニューヨークモーターショーにてマイナーチェンジしたアクセラ(Mazda3)がデビューした。
マツダの次世代技術スカイアクティブ(SKYACTIV)が搭載され、従来よりも環境性能が向上している。

スカイアクティブ

マイナーチェンジしたアクセラに盛り込まれるスカイアクティブ技術とはマツダが開発した次世代型の低燃費パワートレーン。
これにはエンジンだけでなくトランスミッションも含まれる。
次世代ガソリン直噴エンジンのSKYACTIV-Gは高圧縮比14.0を達成することで、15%の燃費とトルクの向上に成功した。
圧縮比14.0という数字は、量産エンジンでは世界で最も高い数値だ。
エンジンの圧縮比を上げることはノッキングが発生しやすくなるため、高圧縮比エンジンには限界があった。
マツダは独自の技術でこれを克服し、ハイブリッドエンジン並みの低燃費性能を得た。
というのも、これと同タイプのエンジンが新型デミオにも搭載されるが、10・15モード走行燃費が30.0km/Lになることが発表されている。これはフィットハイブリッドの燃費に並ぶことになる。
ホンダのIMAハイブリッドを全否定してしまうほどの技術をマツダは手に入れてしまった。
排ガスも環境にやさしくなっており、NOx後処理装置を付けることなく排ガス規制を達成している。
このほかに、エキゾーストマニホールドを4-2-1の配管パターンにすることで燃焼室の温度を下げるなど、新たな工夫が盛り込まれている。
SKYACTIV-DRIVEと呼ばれる次世代トランスミッションも低燃費化に成功している。
これらのスカイアクティブ技術を搭載させたのが、今回のアクセラマイナーチェンジでの大きなポイントだ。

エクステリア変更は少ない

マイナーチェンジ後のアクセラだが、エクステリアは現行タイプをほぼ踏襲したものになる。
目立った変更箇所は、リアのコンビネーションランプのレッド部分の比率が大きくなっている。
またSKYACTIVのロゴがアクセラセダンはトランク右に、アクセラスポーツはリアハッチ右に付けられる。

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