5ドアハッチバックの次世代商品コンセプトモデルが出品予定
マツダは次世代商品コンセプトモデルを東京モーターショー2017で出品する予定となっている。これはアクセラの次期型を意図したモデルである可能性が高い。
マツダは次世代商品コンセプトモデルに関する画像二点を先行して公開。これらからは5ドアハッチバックスタイルのシルエットを確認することができ、各ディメンションの比率からアクセラに相当するボディサイズが想定される。
次世代エンジンSKYACTIV-Xと次世代ボディSKYACTIV-Vehicle Architectureを採用
エクステリアはルーフラインとドアハンドル位置のキャラクターラインがいずれも弧を描いているのが特徴的。キャラクターラインはボディ前方ではしっかりと主張するが、後方ではフェードアウトしている。ルーフラインはプレミアムセグメントで流行のクーペSUV風で、後席ヘッドクリアランスをやや犠牲にしながらもヒップラインの美しさが優先された。
この次世代商品コンセプトモデルは、2つの大きな次世代技術が導入されることが発表されている。
まずはSKYACTIV-Xとして、世界初の混合圧縮着火(HCCI)エンジンが搭載される見込み。燃費性能とパフォーマンスの両面で期待されており、これは2019年からの市販車搭載が予告されていた。アクセラのフルモデルチェンジも同年に実施されることが予想される。
そして次世代車両構造技術であるSKYACTIV-Vehicle Architectureが採用され、新開発モノコックボディによるボディ強度の最適化や前述のエクステリアの美しさでも進化を遂げることになるだろう。