マツダ・アクセラに新開発の安全運転支援システムを先行採用か
前回レポートではアクセラの2019年フルモデルチェンジ予想について報告した。それまでにあと1~2回程度の一部改良が行われることになるが、2017年8月24日発表、9月28日発売のスケジュールが予定されている。場合によっては現行アクセラ最終型ということになるだろう。
アクセラセダンに1.5Lディーゼルを追加、2019年FMCではSKYACTIV-X採用
アクセラは2016年のビッグマイナーモデルチェンジで後期型となっている。これ以上のエクステリア変更は、目立ったものは実施されないだろう。
改良のメインはi-ACTIVSENSEの名称が与えられているマツダの安全運転支援システムとなる。4つのカメラによる全方位認識をベースにした新開発システムが導入される見込み。将来的にはマツダ全モデルへの普及が想定されるが、まずはアクセラからの採用となる。東京モーターショーでも大きくアピールされることになるだろう。
パワートレインでは1.5LディーゼルのSKYACTIV-Dがセダンにも登場する。SKYACTIV-D 1.5搭載モデルは、既に5ドアのスポーツでラインアップされており、これと同様の仕様が予想される。
2019年フルモデルチェンジの次期アクセラでは、HCCI(予混合圧縮着火)あるいはSPCCI(Spark Controlled Compression Ignition)と呼ばれる新技術が採用されたガソリンエンジンのSKYACTIV-Xが導入される見込み。もちろんSKYACTIV-Dも継続されると思うが、ラインアップの主役はSKYACTIV-Xに移行するだろう。