アクセラにスカイアクティブ-D 1.5搭載モデルが登場、欧州発表
マツダは、3月1日からスイスで開催されるジュネーブモーターショー2016で、Mazda3 SKYACTIV-D 1.5を発表する予定となっている。
(写真は現行Mazda3)
Mazda3は日本ではアクセラの車名で販売されるモデル。現行型は2013年の発売で今年で3年を迎える。後期型へ向けたマイナーモデルチェンジのタイミングにもあり、1.5L ディーゼルエンジンモデルの追加だけでなく、フェイスリフトの実施も期待される。
アクセラ1.5Lクリーンディーゼル車のJC08モード燃費は21~22km/L程度の予測
現行アクセラに設定されるパワートレインは、SKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-D 2.2の3タイプ。ディーゼルエンジンとしては2.2Lが用意されるが、これは最高出力175ps、最大トルク42.8kgfmといったスペックのハイパフォーマンスモデルとして位置付けられる。
(写真はスカイアクティブ-D 1.5ユニット)
SKYACTIV-D 1.5は2年前のジュネーブで発表された1.5Lの新世代クリーンディーゼルエンジンである。現在ではデミオ、CX-3に搭載モデルが設定され、環境性能とパフォーマンスの良さから、これを選択するユーザーは多い。CX-3に搭載されるSKYACTIV-D 1.5エンジンは、最高出力が105ps、最大トルクが27.5kgfmといった仕様である。車体重量1260kgのCX-3でのJC08モード燃費が23.0km/Lであるから、アクセラでは21~22km/L程度になることが予想される。
(写真はCX-3)
SKYACTIV-D 1.5搭載Mazda3は、今回は欧州発表にとどまるが、日本発売も期待される。