次期アテンザ、第2世代KODOデザインで来春デビュー
マツダのフラグシップセダン、アテンザのフルモデルチェンジが2018年春頃に実現される見込みとなっている。
マツダでは、2017年2月に行ったCX-5のフルモデルチェンジ発売を皮切りに、KODOコンセプトをデザインテーマとするモデルの第2世代型への切り替えが進められている。
新型CX-5のエクステリアは、よりシャープでスポーティな路線へ舵が切られており、これは他メーカーを含めたグローバルなカーデザインのトレンドに追従したものであった。ヘッドランプ目頭のあたりは具体的に言えばBMW風と感じさせ、あくまでマツダのオリジナリティの範囲で欧州テイストが強められた。この流れは次期アテンザにも取り入れられることが予想される。
次期アテンザよりスカイアクティブ2を採用、ガソリンエンジンは高圧縮比+希薄燃焼技術で高効率化
また、技術面ではSKYACTIV 2が次期アテンザより採用される見込みとなっている。なかでもガソリンエンジンのSKYACTIV-Gは、従来からの高圧縮比による効率化に加え、希薄燃焼技術が取り入れられる見込みとなっており注目度は高い。ハイブリッド化よりもエンジンユニットの高効率化によって環境性能を向上させるマツダの方向性は継続されることになる。
次期アテンザのスケジュールについては、まずはコンセプトモデルの発表が2017年秋のフランクフルトモーターショーあるいは東京モーターショーにおいて期待される。その後、2018年3月に開催されるジュネーブモーターショーでの市販型ワールドプレミアとなり、日本市場を含め発売といった予想となる。