レクサスのフラグシップセダン、LSシリーズがフルモデルチェンジ
レクサスのフラグシップセダン、LSシリーズのフルモデルチェンジに向けた準備が進められている。1月にデトロイトで開催される北米国際オートショー2017で市販型がワールドプレミアされる可能性が強まった。
既にLF-FCとしてLSシリーズの後継コンセプトカーが東京モーターショー2015で公開されていた。
LS500hとLS500がラインアップ、V8エンジンの採用無し、V6 3.5Lにダウンサイジング
LF-FCはFCVとしての出展であった。実際に次世代環境車としてFCVを採用したモデルが登場する可能性も考えられるが、販売の主力となるパワートレインも想定されつつある。
まずはLS500hとして、V6 3.5Lガソリンエンジンをメインユニットとするハイブリッド車が設定される。これは2017年春に発売予定のLCシリーズと同タイプのシステムとなる。LC500hは、最高出力299ps/最大トルク36.3kgfmのガソリンエンジンと最高出力180ps/30.6kgfmのモーターの組み合わせにより、システム最高出力として359psのパフォーマンスに仕上げられる。クーペのLC500hとセダンのLS500hではセッティングがおそらく変えられるだろうが、LS500hにおいても概ねLC500hに近いパフォーマンスが与えられることになるだろう。
そしてLS500はV6 3.5L ツインターボガソリンエンジンが搭載される。想定される最高出力は400ps以上となる。従来型LSシリーズあるいはLC500に搭載されるV8エンジンは新型LSシリーズには採用されない見込みだ。
新型LS500および新型LS500hの量産スタートが2017年夏にスケジュールされており、同時期に日本でも発売ということになるだろう。