新型LS500、LS500hのワールドプレミアを予告するティザー画像
レクサスのフラグシップセダン、LSシリーズのフルモデルチェンジに向けた準備が進められている。2017年1月にデトロイトで開催される北米国際オートショーでは市販モデルの完成車体が出展され、ワールドプレミアを迎えるとされていた。今回、これに先駆けてレクサスから新型LSシリーズのティザー画像が公開され、その完成車体の一部を知ることができた。
新型LSシリーズのエクステリアデザインは、コンセプトモデルのLF-FCを踏襲
2015年秋の東京モーターショーでは、次期LSシリーズを予告するLF-FCが公開されていた。スピンドルグリルのフレームは膨らみをもたせた曲線で構成され、さらにボトム部の比率が大きくとられたことで、ラグジュアリーな仕上がりとなった。また、ヘッドランプとLEDポジションマークのコンビネーションからなるZ型の眼つきはレクサスの次世代モデルらしく印象に残るものであった。
こういったLF-FCでのデザインの特徴は、市販型である次期LSシリーズでも再現されることが、ティザー画像からわかる。
またプラットフォームはGA-L(Global Architecture-Luxury)を採用すると発表され、これはクーペの新型LCシリーズと同タイプの構造が採用されることを意味する。一足早いペースでフルモデルチェンジが進められつつあるLCシリーズは、2017年春に発売日を迎える計画となっている。これに対してセダンの新型LSシリーズは、2017年夏頃の生産開始と発売が見込まれている。