レクサスが次期LSを予告するコンセプトモデルを東京でワールドプレミア
レクサスのフラグシップセダン、LSシリーズの次期コンセプトが2015年10月30日に一般公開日を迎える東京モーターショーでワールドプレミアされる予定となっている。
現行LSシリーズは2006年より販売された4代目モデル。2012年にはスピンドルグリルが採用され、現行のレクサスらしい顔付きにリフレッシュされた。このメジャーモデルチェンジによりまだまだ新しい車種である印象を得るが、プラットフォームやパワートレインに関して見れば2006年型をベースに改良が加えられただけとなっている。
今回ようやくLSシリーズのコンセプトモデルが披露されるということで、これは5代目LSシリーズに向けたフルモデルチェンジ予告と捉えていいだろう。
新型LSシリーズの市販化は、さらに2年後の2017年が予想される。市販型は東京モーターショー2017で公開か?
次期LSはV6にダウンサイジング、3.5Lと3.5Lハイブリッドが主役、V8はLS Fで残る
現行LSシリーズのエンジンは、5.0L V8ハイブリッド、4.6L V8の2タイプがラインアップされる。次期LSもダウンサイジングの流れを受けることが予想されるが、環境性能にうるさい日本市場でのプロモーションが先行されることを考えると、やはりその通りとなりそうだ。現行型のV8エンジンは次期型ではV6エンジンに移行することになり、3.5Lとそのハイブリッドエンジンがラインアップの主役となるだろう。
ただし、それでは納得しないファンも多いはず。次期LSは上級スポーツモデルのLS Fが設定され、V8ユニットはこれに搭載されることになる。その排気量は4.0Lでターボ過給となることが予想される。最高出力600ps超のモンスターエンジン搭載セダンが登場することになる。