レクサスLSが2017年発売に向けて開発中、次世代スピンドルグリル採用
レクサスでは次期LSシリーズの開発が進められている。2017年中盤のフルモデルチェンジ発売が見込まれており、2017年1月の北米国際オートショーで市販型のワールドプレミアが行われる可能性がある。
昨年の東京モーターショー2015では、次期LSを予告するコンセプトカーとして、LF-FCが公開されていた。このLF-FCでは、AピラーからCピラーへ繋がるなだらかな曲面で構成される低いルーフが特徴的であった。いわゆる4ドアクーペと言われるこのスタイルは、次期LS市販型でも同様に再現されることになる。
また、フロントデザインではスピンドルグリルのくびれが上方に移動し、ボトムが大きく広がる形状に進化していた。この意匠も次期LS市販型に採用されることになり、レクサスの次世代スピンドルグリルとして他車種への展開が予想される。
レクサス次期LSのパワートレインは、現行ベースのV8か、新開発のV6か
次期LSのパワートレインについては様々な情報があり、まだ確定しない段階だ。現行型はいずれもV8エンジンが採用されており、4.6L NAガソリン搭載のLS460およびLS460L、5.0Lハイブリッド搭載のLS600hおよびLS600hLのラインアップとなっている。次期型もこれらV8パワートレインが踏襲され、ブラッシュアップ版が採用されるという噂もある。
一方で新開発のV6エンジンの採用で大幅にダウンサイジングされるという噂もある。V6 3.5L ターボガソリン搭載のLS350t、V6 3.5L ターボハイブリッド搭載のLS500hの可能性も捨てきれない。これらV6パワートレインはフルモデルチェンジ時に間に合わなければ、マイナーモデルチェンジの投入が予想される。