新型レクサスISの発売が2013年4月に延期、ワゴン追加の可能性

レクサス

レクサスISは2013年4月、ハイブリッド搭載でデビュー

次期モデルのレクサスISは、来年2012年の発売を目標に開発が進められていたが、延期となりそうだ。
主な理由は、やはり震災の影響によるもので、新車開発の遅れはこのレクサスISも例外ではない。
ライバル車のBMW3が、既に今年10月にフルモデルチェンジを果たしており、これに追従してデビューさせたいというのがレクサスの本意ではあるが、実現は難しくなった。
新型レクサスISの新たな計画では、2013年4月の発売日に切り替わっている。

次期ISからは、遂にハイブリッドエンジンが選択できるようになるのも注目の一つ。
直4、2.5Lのハイブリッドモデルが実質的なメイングレードになるだろう。

レクサスIS Fクーペ

BMW M3の対抗として、新型レクサスIS Fにはクーペが設定される。
パワーユニットはV8の5Lエンジンが採用される見込み。
現行モデルのレクサスIS Fセダンに採用されているV8の5Lエンジンをベースに約40psの出力アップで、460ps程度になる見込み。
このような出力アップを伴いながらも、燃費は10%程度向上し、BMW M3の4Lモデルの10・15モード燃費9.3km/Lを超える燃費性能を目標に開発されている。

レクサスISワゴン

また、開発コード名からの推測で、次期モデルのレクサスISは、セダン、クーペ、コンバーチブル、ワゴンの4ボディ構成になるという説もある。
この中で、セダン、クーペ、コンバーチブルについては、ほぼ現実的になりつつある。
ワゴンはハイブリッドエンジンのみの設定で計画段階にあるが、実現されるかどうかは確定的ではない。
レクサスISはBMW3を意識した商品戦略を取ってきおり、これと同じ4ボディ構成にするのは、レクサスにとって有効的な戦略。
ただし、レクサスの販売自体がそれほど好調なわけではなく、ワゴンを含めた4ボディ構成は、レクサスにとって少し荷が重いという事情もあるようだ。

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