新型【リーフ】フルモデルチェンジいつ?2024年秋~2025年春予想、デザインコンセプトのチルアウトがThe Arcの主役【日産最新情報】英国サンダーランド工場で従来型を生産終了させ次期型の生産準備【特別仕様車】現行型 90th Anniversary 消費税込み車両本体価格 4,412,100~5,584,700円

リーフ

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新型リーフへのフルモデルチェンジは2024年秋から2025年春までの実施が予想されます。

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現行型 LEAF 90th Anniversary

2024年3月に発表された日産の経営計画「The Arc」では、2024年度(FY24)に2種類の新型BEVが投入されることが公表されました。その中の一つは、新型リーフということになりそうです。

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英国サンダーランド工場では、2024年3月の時点で、従来型リーフの生産が終了していました。これは、新型リーフの後継モデルの生産準備のためとされています。

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日産は2021年7月に、欧州でのカーボンニュートラル達成を目指すため、英国で超大型バッテリー工場「ギガファクトリー」の建設を発表しました。従来からあるサンダーランド工場は「EV36Zero」のハブ工場としての位置付けとなります。これらに向けて日産は、英国での生産設備の大幅な増強を予告してきました。

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HYPER URBAN

サンダーランド工場での生産準備は、リーフのフルモデルチェンジに向けたものだけではないでしょう。ジャパンモビリティショー2023で登場したコンセプトカー「HYPER URBAN」や「HYPER PUNK」の市販型もその対象として考えられ、それぞれ「キャシュカイ」や「ジューク」の後継モデルに相当する製品が想定されます。

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HYPER PUNK

次期リーフのデザインスタディモデルについては、2021年11月に公開されたBEVコンセプトカー「Chill Out(チルアウト)」と考えられてきました。

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そして、チルアウトは、経営計画「The Arc」で発表された25台の次世代モデル群の中央先頭に配置され発表されました。日産の新型車投入計画のなかでも、新型リーフは特に重要度が高く、発売が迫っていることを予感させます。

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次期リーフは現行アリアと共通のプラットフォームが想定されます。しかしボディサイズは全高方向でよりコンパクトになりそうで、クーペSUVのスタイルでデザインされています。

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ARIYA NISMO

現行アリアのベースグレードは2024年3月に約120万円の値上げが実施され6,590,100円となりました。さらに最上級グレードNISMO B9は、9,441,300円となりました。すっかり高額車となったアリアですが、これに対し次期リーフはプラットフォーム共用ながらも、より低価格帯のBEVモデルとしてラインアップされることが想定されます。

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現行型 LEAF 90th Anniversary

それでも、従来型リーフと比較すると、大幅な車格アップとなるでしょう。

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リーフ 90th Anniversary 4,412,100円から発売

日産は、「リーフ 90th Anniversary」を2023年12月14日発売した。

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リーフ 90th Anniversary ジャパンモビリティショー2023

日産の創立90周年を記念するモデルで、「 X V セレクション(40kWh)」をベースとしたモデルが消費税込み車両本体価格 4,412,100円、「e+ X(60kWh)」をベースとしたモデルが同 5,584,700円で設定される。

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「リーフ 90th Anniversary」の外観上の特徴としては、フロントバンパーにカッパーのフィニッシャーが取り付けられている。

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さらに、ブラックカラーのドアミラーには、鮮やかなカッパーストライプが施されており、洗練された印象を与える。

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車の足元には、専用の17インチブラックアルミホイールが装備され、スタイリッシュな外観を強調している。

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内装に目を向けると、「90th Anniversary」専用のクリスタルスエードとレザレットのコンビネーションシートが採用されている。

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このシートは、革のような見た目と手触りを持ちながら、高い耐久性と耐水性を兼ね備えている。

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また、より高いバッテリー容量を持つ「e+ X(60kWh)」モデルには、先進技術が搭載されている。具体的には、「インテリジェント アラウンドビューモニター」や「インテリジェント ルームミラー」、そして「プロパイロット」といった各種運転支援技術が標準装備されている。

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リーフが大幅値上げ 2022年12月

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日産は、電気自動車「リーフ」の大幅値上げを発表した。

値上げ後の消費税込み車両本体価格は、40kWhバッテリー搭載グレードが、4,081,000円~4,642,000円に設定され、旧価格からの値上がり幅は371,800~459,800円となる。

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そして、60kWhバッテリー搭載グレードは、さらなる大幅な値上げとなる。値上げ後の消費税込み車両本体価格は、5,253,600~5,834,400円となり、値上がり幅は1,028,500~1,039,500円にも及んだ。

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仕様向上については発表されておらず、ユーザー側からすれば、ただ単に値上げされただけとなる。日産によれば、世界的な原材料費や物流費などの高騰が、値上げの原因としている。

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またリーフは、オーダーストップされていたが、新価格となり受注が再開された。

  グレード 旧価格(円) 新価格(円) 差額(円)
40kWh X 3,709,200 4,081,000 371,800
X(XV セレクション) 3,946,800 4,318,600 371,800
G 4,076,600 4,448,400 371,800
NISMO 4,182,200 4,642,000 459,800
60kWh e+ X 4,225,100 5,253,600 1,028,500
e+ G 4,805,900 5,834,400 1,028,500
40kWh AUTECH 4,061,200 4,444,000 382,800
60kWh e+ AUTECH 4,577,100 5,616,600 1,039,500

※ 価格は消費税込み車両本体価格。旧価格は2022年4月。新価格は2022年12月。

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リーフがブラジルで「Best Purchase Among Electric Cars」を受賞 2021年9月

2019年にブラジルで発売を開始した100%電気自動車「日産リーフ」が、同国の有力自動車誌クアトロロダスで ‘Best Purchase Among Electric Cars up to 300,000 Reais’ を受賞した。

LEAF ブラジル仕様

本受賞においては、最先端の運転支援技術や荷室の広さ、積載量の多さといった自動車本来の機能と、ユーザーにとって重要なポイントであるアフターサービスにおいて、「日産リーフ」を取り扱うディーラーの店舗数を7から44に拡大することが高く評価された。

リーフ フロントグリル

「日産リーフ」は2010年の発売以来、2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、2011ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー、2018ワールド・グリーン・カー賞など、世界中で数々の賞を受賞してきた。

リーフ ブラジル仕様

「日産リーフ」は、世界中で50万台以上が販売されており、発売以降、全世界におけるリーフの総走行距離はおよそ180億km以上に達し、300万トン以上相当のCO2削減に貢献している。

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日産リーフは電気自動車のパイオニア

日産は2010年にグローバル販売としては世界初となる量産型電気自動車「日産リーフ」の発売を開始、そして今冬より新型クロスオーバーEV「日産アリア」の販売を開始する。

アリア 発売

新型アリア

日産は、EVやe-POWER電動パワートレインを搭載した電動車を2023年度までに年間100万台以上販売することを目指している。

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リーフのモデルチェンジ まとめ

まとめ更新日: 2024/05/04

  • 2017年10月 2代目フルモデルチェンジ発売
  • 2019年1月 60kWhバッテリー搭載車「リーフ e+」を追加発売
  • 2019年12月 マイナーチェンジを発表
  • 2021年4月 一部仕様向上を発表
  • 2022年4月 一部仕様向上を発表
  • 2022年12月 大幅値上げを実施
  • 2023年12月 「90th Anniversary」を発売
  • 2024年秋~2025年春頃 フルモデルチェンジ
  • 欧州向けは英国サンダーランド工場で生産
  • 次期型デザインコンセプトは「CHILL OUT」

フルモデルチェンジ新型リーフ コンセプト Chill Out 画像 2021年11月

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リーフ 90th Anniversary 画像 2023年12月

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リーフ 90th Anniversary 画像 ジャパンモビリティショー 2023

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新型リーフ 画像 2022年1月

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