日産では、電気自動車「リーフ」の大幅値上げが発表された。
値上げ後の消費税込み車両本体価格は、40kWhバッテリー搭載グレードが、4,081,000円~4,642,000円に設定され、旧価格からの値上がり幅は371,800~459,800円となる。
そして、60kWhバッテリー搭載グレードは、さらなる大幅な値上げとなる。値上げ後の消費税込み車両本体価格は、5,253,600~5,834,400円となり、値上がり幅は1,028,500~1,039,500円にも及んだ。
仕様向上については発表されておらず、ユーザー側からすれば、ただ単に値上げされただけとなる。日産によれば、世界的な原材料費や物流費などの高騰が、値上げの原因としている。
またリーフは、オーダーストップされていたが、新価格となり受注が再開された。
グレード | 旧価格(円) | 新価格(円) | 差額(円) | |
40kWh | X | 3,709,200 | 4,081,000 | 371,800 |
X(XV セレクション) | 3,946,800 | 4,318,600 | 371,800 | |
G | 4,076,600 | 4,448,400 | 371,800 | |
NISMO | 4,182,200 | 4,642,000 | 459,800 | |
60kWh | e+ X | 4,225,100 | 5,253,600 | 1,028,500 |
e+ G | 4,805,900 | 5,834,400 | 1,028,500 | |
40kWh | AUTECH | 4,061,200 | 4,444,000 | 382,800 |
60kWh | e+ AUTECH | 4,577,100 | 5,616,600 | 1,039,500 |
※ 価格は消費税込み車両本体価格。旧価格は2022年4月。新価格は2022年12月。
リーフがブラジルで「Best Purchase Among Electric Cars」を受賞 2021年9月
2019年にブラジルで発売を開始した100%電気自動車「日産リーフ」が、同国の有力自動車誌クアトロロダスで ‘Best Purchase Among Electric Cars up to 300,000 Reais’ を受賞した。
本受賞においては、最先端の運転支援技術や荷室の広さ、積載量の多さといった自動車本来の機能と、ユーザーにとって重要なポイントであるアフターサービスにおいて、「日産リーフ」を取り扱うディーラーの店舗数を7から44に拡大することが高く評価された。
「日産リーフ」は2010年の発売以来、2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、2011ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー、2018ワールド・グリーン・カー賞など、世界中で数々の賞を受賞してきた。
「日産リーフ」は、世界中で50万台以上が販売されており、発売以降、全世界におけるリーフの総走行距離はおよそ180億km以上に達し、300万トン以上相当のCO2削減に貢献している。
日産リーフは電気自動車のパイオニア
日産は2010年にグローバル販売としては世界初となる量産型電気自動車「日産リーフ」の発売を開始、そして今冬より新型クロスオーバーEV「日産アリア」の販売を開始する。
日産は、EVやe-POWER電動パワートレインを搭載した電動車を2023年度までに年間100万台以上販売することを目指している。