ホンダが次期NSXプロトタイプの走行シーンを初公開
ホンダが開発している新型NSXの新たな画像と動画が公開された。
写真の舞台となったのは、ホンダ・インディ200・アット・ミッドオハイオ。
次期NSXは米国ホンダのオハイオにあるメアリーズビル工場で生産されることが決まっており、そのための新工場としてパフォーマンス・マニュファクチャリング・センターも建設中である。そして、次期NSXの開発は順調で、今回プロトタイプの走行を披露できる段階に至った。まずは、地元オハイオのファンに向けて、サーキットでのデモ走行が公開された。
(写真はニューヨーク国際オートショー2013、NSX CONCEPT)
新型NSXは2015年の発売に向けて順調に開発が進められている
新型NSXの発売は2015年に北米でスタートし、その後グローバル販売が計画されている。北米、中国などアキュラブランド展開地域ではACURA NSXとして、それ以外の欧州そして日本などではHONDA NSXとして販売されることになる。既に英国では予約受付もスタートしている。
現在のところ公式に発表されている仕様は、メインユニットがV6 直噴エンジンでミッドシップ配置となること。ハイブリッドシステムとしては、リア1モーター+左右独立のフロント2モーターによる「スポーツハイブリッドSH-AWD」が採用されること。そして、トランスミッションはデュアルクラッチ方式(DCT)となることが明らかにされている。
特にDCTは、従来の主流であったトルコンATあるいはCVTに代わる次世代トランスミッションで、2013年9月発売の新型フィットから、ホンダは本格導入を始める。日系メーカーのほとんどの次世代車がCVTを採用していく中、ホンダ車のDCT化は目立った動きであり、今後も注目していきたい。