次期レジェンドは来春発表の見込み、SH-AWD搭載、ボディサイズ大幅拡大

ホンダ
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レジェンド後継モデルアキュラRLXが既に北米で販売

ホンダのフラグシップセダン、レジェンドがフルモデルチェンジし、2014年春頃にはラインアップに復活することになりそうだ。
次期レジェンド アキュラRLX
写真はアキュラRLX北米仕様。V6 3.5L直噴ガソリンエンジン搭載で最高出力310ps、最大トルク37.6kgmというスペック。気筒停止システムが採用され、高速巡航時などエンジン負荷の低い局面では3気筒モードに切り替わる。組み合わさるトランスミッションはパドルシフト6ATで、スポーツ、コンフォートの各モードを備える。車両価格は4万8450ドルからで、1ドル101円換算で約489万円ということだ。
レジェンド後継 アキュラRLX
次期レジェンドとして日本に導入されるモデルは北米とは異なり、ハイブリッド専用車となる見込み。駆動方式にはSH-AWDが採用され、後輪における動力配分を左右独立に制御するシステムが採用される。これによりコーナリング時の路面追従性が大幅に向上することが期待され、これは次期NSXにも搭載予定のシステムである。最新の上級パワートレインが標準装備されることから、価格は北米仕様より相当高くなると思われる。
次期レジェンド アキュラRLX 北米モデル

次期レジェンドはボディサイズアップながらも軽量化

新型RLXのボディサイズは全長4982mm×全幅1890mm×全高1465mm、ホイールベースは2850mmで、次期レジェンドについてもほぼ同じになる見込み。これは既に販売停止となった先代レジェンドと比較すると、全長+90mm、全幅+43mm、全高+10mm、ホイールベース+50mmと大幅に拡大したことになる。特にリアシートレッグスペースの拡大は+82mmとなっており、アキュラブランドがこれからシェアを伸ばしていきたい中国市場での需要を意識したものではないかと思われる。日欧ではボディのダウンサイジング化が定着しつつあるが、これとは全く逆のトレンドだ。ただし、車体重量は先代比で50kgのウェイトダウンを達成しており、最新の軽量化技術が導入されている。

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