ジェイドに割安な小排気量ターボエンジン搭載モデルが5月末に追加発売

ホンダ

ジェイドターボが5月下旬追加発売、最高出力150psのダウンサイジングターボ

ホンダからストリーム後継として新型ジェイドが2015年2月に発売された。その第二のパワートレインとして、1.5L VTEC-TURBO搭載モデルが計画されている。これは2015年6月に追加発売されると前回のレポートで報告したが、現在は5月末発売のスケジュールとなっている。

(写真はジェイド ハイブリッド)
ジェイド ハイブリッド

ジェイドターボの車両価格は?ローコストモデルのラインアップも期待したい

ジェイドに採用予定の1.5LのVTEC-TURBOエンジンは、4月24日に発売された5代目ステップワゴンに搭載されるものと同タイプとなる。最高出力は150psで2.0L NAエンジンと同レベル。最大トルクは20.7kgmで、1600-5000rpmという低回転域から発生するため日常の走行では2.4L NAエンジン並の加速を誇る。

(写真はステップワゴンに搭載される1.5L VTEC-TURBO)
1.5L-vtec-turbo

この1.5Lターボエンジンは、1.5LハイブリッドシステムのSport Hybrid i-DCDと比較して、ローコストであることもユーザーメリットとなっている。そのパワートレイン単価の差額は15万円程度になることが予測されている。

3列目シート ジェイド ジェイド インストルメントパネル

現行ジェイドハイブリッドのエントリーモデルが272万円であるから、これと装備が同じジェイドターボがラインアップされることになれば、その車両価格は257万円程度になることが予想される。ストリーム後継のコンパクトミニバンとしてはまだまだ割高な印象だ。同じターボエンジンを搭載するステップワゴンのエントリー価格が228万8000円であることを考えてもジェイドターボは210万円程度でないと日本市場で売るのは難しそう。装備が簡素なグレード設定も期待したい。

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