HR-Vが復活、次期フィットをベースにしたホンダの新型コンパクトSUV

ホンダ

HR-Vがフィット派生SUVとして復活の見込み

ホンダの主力車種フィットのフルモデルチェンジが2013年に予定されているが、メインのハッチバック車の他にそのプラットフォームを使った派生車種として、セダンとSUVの開発が行われている。この内セダンは、車名としてシティが復活採用されるということで話題となった。そしてSUVの方は、HR-Vの採用が検討されているようである。
HR-Vは1999年から2006年までホンダが販売したコンパクトクロスオーバーSUV。日本ではあまり売れずその名を知る者は少ないが、欧州市場ではHR-Vの車名がある程度認知されるまでに売れていた経歴があるのだ。

スケジュール的には、2013年9月にも次期フィットが発売され、次期HR-Vはその後11月の東京モータショーで発表または発売となると考えられる。

(写真はHR-V後期モデル2003年)
HR-V
HR-V 2003

HR-Vに採用されるエンジン予測、ダウンサイジングで日本でも買いやすい排気量に

先代HR-Vに採用されたエンジンは、1.6Lの直4 SOHC。その排気量だけを見ても欧州市場をメインとしていたのがよくわかる。次期モデルについてのエンジンサイズがどうなるのか、その発表はまだ無いが、最近のトレンドに従うとすれば、ダウンサイジングされることになるだろう。そうなれば現行フィットと同じ1.3Lクラスのエンジンを採用することが想定され、次期HR-Vは日本の税制でも買いやすい車種となる。

BセグメントコンパクトSUVが日産・ジュークの成功以来見直されている。
マツダは1.5Lクリーンディーゼルを搭載したデミオベースのSUVとしてCX-3(仮称)を2015年の発売に向けて開発中。さらにトヨタは1.2Lターボエンジン搭載のコンパクトSUVを開発しており、こちらも2015年の発売を予定している。
次期HR-Vはこれらよりも先にデビューすることになり、ジュークに続く人気車種となれるかどうかが注目されている。

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