フリードのフルモデルチェンジ予定は2016年4月、1.0Lターボと1.5L HV

ホンダ

フリードが来春にフルモデルチェンジ、新型シエンタがライバル

ホンダのコンパクトミニバン、フリードのフルモデルチェンジが2016年4月のGW前に計画されている。

(写真は現行フリードハイブリッド)
フリード ハイブリッド 2013

現行型フリードは2008年にデビューしたモデルで販売期間8年を経てのフルモデルチェンジで2代目となる。次期型もトヨタ・シエンタを最大のライバルとする。

約12年間フルモデルチェンジされなかったシエンタに対して、フリードは2011年にハイブリッド化されるなどスペック的にはリードしてきた印象がある。ただし、そのシエンタは2015年になってフルモデルチェンジを受けており状況は逆転した。新型シエンタは月販1万台を超えるペースで売れ続けており、登録車ではアクアに次ぐ人気車種となっている。後出しで発売される次期フリードは、あらゆる面で新型シエンタを凌ぐことが期待される。

(写真は新型シエンタ)
シエンタ

次期フリード採用のエンジンは1.5L Sport Hybrid i-DCDと1.0L VTEC-TURBO

次期フリードに搭載されるパワートレインは、フィットハイブリッドなどで搭載実績のある1.5LハイブリッドのSport Hybrid i-DCD、そして新開発の直3 1.0LターボのVTEC-TURBOが設定される。

(写真は1.5L Sport Hybrid i-DCD)
スポーツハイブリッドi-DCD

Sport Hybrid i-DCDは燃費重視のパワートレインでシエンタハイブリッドのJC08モード燃費27.2km/Lを超えることが期待される。ただし何らかの改良が盛り込まなければ達成は難しそうだ。

(写真は1.0L VTEC-TURBO)
1.0L VTEC TURBO

もう一方の1.0LのVTEC-TURBOは燃費と車両価格の安さで人気となりそう。1.5L車と比較して自動車税がワンランク下がるというメリットもある。

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